朝ドラ「マッサン」あらすじ予告 第50話 | 朝ドラ マッサン 余市町ブログ

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NHK連続テレビ小説 マッサン(朝ドラ マッサン)の情報やあらすじ・感想と、ニッカウヰスキー余市蒸溜所や余市町を紹介します。

朝ドラ「マッサン」のあらすじを予告します。


第9章 虎穴に入らずんば虎児を得ず


第50話

翌日、政春が出かけたあと、
洗濯をしていると、鴨居商店の黒沢が訪ねて来た。
欣次郎から、また通訳を依頼された。

エリーが鴨居商店へ行くと、
スコットランドの貿易商アンドリュースが来ていた。
欣次郎からの依頼で、ウイスキー造りの技術者を探しており、
その報告の通訳をエリーは頼まれた。

アンドリュースは、欣次郎に本気で日本で、
ウイスキーを造る気かと確認したあと、
スコットランドには、日本へ来て、
ウイスキー造りをするような技術者はいないと言う。
さらに、ウイスキーはスコットランドの酒だから、
日本で、日本人が造ることなど出来ないと言った。
欣次郎が理由を訪ねると、
スコットランドと日本では、文化のレベルが違う。
残念ながら日本は、西洋と比べて遅れた国、
日本でウイスキーを造ることは、諦めた方が良いと話す。

しかし、それを訳しながらもエリーは、
そのことに、反論せずにはいられなかった。
不可能ではありません。日本人は必ずウイスキーを造ります!

欣次郎は落ち着いた口調でアンドリュースに話し出す。
日本人の手仕事の細やかさ、奥ゆかしさ、
日本には世界に劣らない、文化や伝統、もてなしの心がある。
もし遅れているとしたら、それらが世界に認識されていないことだ。
そしてそれを、エリーは訳してアンドリュースに伝えた。

神妙な面持ちになるアンドリュースに、
一番残念なことは、自分の大切な仕事を、
あなたのような、無知で偏見を持った人に、
頼んでしまったことだと欣次郎は言った。

親切にアドバイスしたつもりのアンドリュースは、
不満そうであったが、
欣次郎に、もう協力はいらないと言われ、席を立った。

帰り際にアンドリュースは、
ある男を捜してみてはどうかと付け加えた。
過去に、スコットランドに来て、
ウイスキー造りを熱心に勉強して行った日本人がいる。
エリーは政春のことに違いないと思った。

しかしアンドリュースは、
だがその男も、結局ウイスキーを作っていないということは、
やはり日本ではウイスキーを造ることは、無理だと笑って帰って行った。

欣次郎は、スコットランドへさっさと帰れと言い放ち、
塩をまくように言った。

ショックを受け、悔しそうなエリーに、
アンドリュースが言っていたのは、マッサンのことかと問う。
エリーは、もう一度、政春を雇って欲しいと頼むが、
欣次郎は返事をしなかった。

帰宅したエリーは、政春にアンドリュースのことを話す。
冗談じゃない!絶対にスコットランドよりうまい、
世界一のウイスキーを造ると、興奮して怒る政春。

エリーはやっぱり、欣次郎とウイスキーを造るしかない。
もう一度頼みに行こうと言うが、
ウヰッキーなどを売る男の下で働けないと言う政春。
しかしエリーは、まだそんなことに拘るのかと言い、
欣次郎も、凄く悔しがっていた、
政春には欣次郎、欣次郎には政春しかいない。
二人で一緒にやるしかないと話した。

ウイスキー造りへの強い思いは二人とも同じ。
それを知っているエリーはもどかしくてしょうがなかった。
日本は遅れている。日本ではウイスキーは造れないと、
思われたままで良いのかと、エリーは涙ながらに問いかける。

政春は、逃げるように縁側へと行き、考え込んだ。
するとエリーは政春の傍へ行き、優しく抱きしめて言った。
「マッサンを信じてる、必ず夢を実現する・・・」
政春は、「わかった」と言い、エリーを見詰めるのだった。


あらすじ予告のまとめはこちら>>>


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