朝ドラ「マッサン」エリーの内助の功も功を奏さず。 | 朝ドラ マッサン 余市町ブログ

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朝ドラ「マッサン」
第5週「内助の功」が終わりました。


ウイスキー造りが動き始める・・・
かに見えた物語りでしたが、
マッサンやエリーの素晴らしい「内助の功」の、
努力の甲斐もなく頓挫してしました。

鴨居にも、その知識と性格を見込まれ、
いわゆるヘッドハントのオファーを受けたマッサン。
しかし、大作と住吉酒造への恩義と義理を貫きました。
引く手数多の状況だったのが一転!
最終的には、失職という思いもよらない過酷な状況に。
正直者が馬鹿を見るという結果になってしまいました。

優子の結婚相手、二郎の父である藤岡。
海運会社を築き、経営する社長である彼は、
二郎を酒造会社へ婿入りさせ、
投資し、自分の傘下に収め、
そして二郎を社長にさせる算段でしょう。

株主会議では、マッサンのプレゼンに大絶賛!
誰よりもマッサンを賞賛して、いち早く拍手をして称えた藤岡。
ところが、その後、ウイスキー造りに猛反対します。

もちろんそれは、
住吉酒造の現況と、当時の社会情勢から考えると、
経営の立て直しには、そんな博打を打っている場合ではないという、
冷静な判断ではあります。

しかしそれ以上に、マッサンが二郎にとって、
将来、脅威となり得る存在だと、認識したからではないでしょうか。
一流大学を卒業した、博学もののマッサンは、
さらに2年間もの間、単身海外で過酷な武者修行をして来ました。
知識や経験、人格など、どれをとってもマッサンの方が、二郎より上です。
二郎が社長になったとしても、マッサンのリーダーシップや求心力には、
二郎はかなわないだろう、
二郎にとっていずれ障害になると判断されたのだと思います。

優秀な社員は、それを活かせる度量が経営者にあれば、
会社はさらに発展し、伸ばすことができます。
しかし、そうでなければ、分裂したり、乗っ取られたりしてしまいます。

そのあたりを考慮した、藤岡の決断だったのではないでしょうか。

時代のパイオニアには、逆風はつきものです。
しかしめげずに立ち向かって行けば、必ず追い風も吹いてくるはずです。

朝ドラ「マッサン」第5週 エリー

マッサン1週間の感想のまとめ >>>


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