朝ドラ「マッサン」政孝とエリーの思い出の曲、オールドラングサイン。 | 朝ドラ マッサン 余市町ブログ

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朝ドラ「マッサン」第6話にも出てきた。
政孝とエリーの思い出の曲、オールドラングサイン。
日本でも「蛍の光」として古くから親しまれています。

オールドラングサイン(Auld Lang Syne)は、スコットランド民謡で、
非公式ながら、準国家とされるほど国民的な歌です。

日本の「蛍の光」は別れの歌とて広く浸透していて、
卒業式など別離のセレモニーの際に演奏されたり、
NHK紅白歌合戦などテレビ番組のエンディングなどに歌われたりします。
また、商業施設などの閉店時間にもBGMとして流れることも多いですね。

朝ドラ「マッサン」第6話の中で、
正春も「蛍の光」は別れの歌だと思っているので、
スコットランドで、自分が日本に旅立つ際に、
エリーが「オールドラングサイン」歌っていたの聞いて、
別れを言いに来たのだと思いました。

しかし、「オールドラングサイン」はスコットランドでは、
親しい人や愛する人との再会を祝う歌で、
年始や、結婚披露宴、誕生日などに歌われるのです。

「Auld Lang Syne」を訳すと「久しき昔」となりますが、
歌詞の意味としては、「古い友達と再会し、昔の思い出を話しつつ酒を酌み交わす」
といった内容です。


Should auld acquaintance be forgot, and never brought to mind ?
Should auld acquaintance be forgot, and days of auld lang syne ?

And surely ye'll be your pint-stoup ! And surely I'll be mine !
And we'll tak a cup o' kindness yet, for auld lang syne.

We twa hae run about the braes, and pou'd the gowans fine ;
But we've wander'd mony a weary fit, sin' auld lang syne.

We twa hae paidl'd in the burn, frae morning sun till dine ;
But seas between us braid hae roar'd sin' auld lang syne.

And there's a hand my trusty fiere ! And gies a hand o' thine !
And we'll tak a right gude-willie waught, for auld lang syne.


懐かしき友は忘れ去ってしまうものなのだろうか、
懐かしき日の思い出も心から消えてしまうものなのだろうか。

我らはお互い杯を手にし、さあこれから、
懐かしき日のため、愛しみのこの一杯を飲もうではないか。

我ら二人は丘を駈け、可憐な雛菊を摘んだものだ。
だが懐かしき日より時は流れ、我らはよろめいてしまうほどの距離を隔ててしまった。

我ら二人は毎日のように川で遊んだものだ。
だが懐かしき日より二人を隔てたものは荒海のようだった。

さあここに、我らの手がある。さあここに、我らは手をとる。
さあ我らは、良き友情の杯を飲み干すのだ。懐かしき日のために。


正春が日本へ旅立つ朝、
エリーは家で一人母親に別れを告げ、
そして、正春と新しい人生を始めるべく、
「オールドラングサイン」を歌ったのでした。

これからも、朝ドラ「マッサン」の中で、ことあるごとに
二人の大切な曲「オールドラングサイン」が登場することでしょう。


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