前回、前々回には実際の感染者数のカウントを政府がやめてしまったので、定点観測値を元に推定の患者数を統計によって出しているサイト(モデルナ、名古屋市立大学)を紹介しましたね。

 

今回は、大もとの定点観測数について書きます。

 

定点観測はたくさんある医療機関の中から観測点として選んだ医療機関で報告されたコロナ感染者数のことです。

その情報はNHKのサイトで見れます。

 

定点観測値は毎週金曜日に公表されていたと思います。つまり定点観測数の公表は週一回のみ。東京都で一体どのくらいの医療機関があるのかというと、ざっくりいうと一万以上らしいですが、詳しい数字が見つかりませんでした。そのうち見つけますが、定点観測している東京の医療機関は419か所。定点観測数は、この419の医療機関を訪れた人の平均の感染者数です。

 

繰り返しになりますが、コロナに感染しても医療機関に行かない人も多くいるようです。そして、無症状感染者という症状が全くないのにもかかわらずコロナに感染して感染性のウイルスを出している人もいますので注意。無症状感染者も他人にコロナを感染させることができます。無症状感染者の数は、症状のある感染者と同じくらいいるという報告もあり。

 

新型コロナウイルス 感染者数やNHK最新ニュース|NHK特設サイト

 

東京都は毎週感染状況を公表しています。

 

最新の新型コロナウイルス感染症の情報 東京都保健医療局 (tokyo.lg.jp)

 

お住まいの地方自治体も独自にコロナ感染状況を出していますので、自治体のHPまたは自治体のライン登録することをお勧めします。

 

感染状況を把握しないでおくと、コロナが流行ってるのにうっかりフェスなんかに行って感染してしまったり、飲み会にいったりして・・・外は吹雪なのに、天気予報もチェックせずに、傘なしで、わざわざ遭難しに行くようなものです。

 

きちんと「今の感染状況」がどうなっているのかを知ってほしいですね。

 

政府はどんなにコロナが流行しようと、何人なくなろうと、絶対に流行してるから外出は控えましょう、などと言ってくれないのです。自分の安全に関する情報は自分で取りにいかねばなりません。