湯気を浴び バリカタの麺 飲み下す 午前三時 俺、生きている

堂々と 凛々という 言の葉に 来ない春への 温かみなし

わからない ことが月日と ともに増え 答えを追わず 歩むこと知る

昔から 私を撫でる 暗闇は 何も見せずに 澄み切っている

徹夜明け ゼミの嵐も 過ぎ去って 駆け込むランチ エビフライ・ワン

殻だけの 伊勢海老フライ 味わうも 学び舎の日々 浮かぶ絵もなく

とこしえの 花を求めて 幾年を 貪りし身に 愛の花咲く

夜も更けて 幼き頃の 夢に酔う 盃に咲く 月の世界よ

カモノハシ に似たり不敵な 笑み浮かべ 金貨目掛けて 跳ぶはニフラー