2月に、香港警察が周庭さんを定期的に出頭しないということで指名手配という。
要するに、何としても重罪人としつづけ、何か国益になるのであれば処刑しようということなのだろうと思う。香港の民主化は実現しなかった、というより、中国共産党に壊滅させられた。この全体主義国家の振る舞いを、誰も止めることはできなかったのである。国連の常任理事国はかくも最強なのである。憲法9条と同じく、軍事力を背景とした流れの前に、私達は無力である。そして、周庭さんの今は私達の少し先の未来とも考えるべきである。ワクチン接種の是非を巡り、命がけで逃亡し、戦い続ける未来がすぐそこにあるかもしれないのである。というより、もう来つつあるようにも思う。疾病Xが始まれば、そうなる可能性は十分にある。どこかの映画でやっていたような破滅的な世界の中で、私達は必死に喘いで生きることになる。
殺されても怒らないで、火あぶりにされても切り刻まれても怒らないで、そういわれる日が、来るのである。何も抵抗しなければ、である。まかり間違っても多文化共生と友愛にあふれた日中友好の世界など、やってこない。第一に、中国はそんなもの、望んでいないし、中国人も求めてはいない。日本の資源(土地や観光など)に興味はあるが、日本人にもその文化にも興味は何一つない。憎しみはあっても、である。