いびきをかきにくくすると称する健康用品や健康器具がいくつか市販されている。
鼻の両側の穴に差し込み、
鼻中隔をクリップして止める一部がとぎれたリング状のものや、
音響センサーなどによっていびきを感知し振動などの刺激を与えるものや、
空気袋等により睡眠姿勢を若干変えるようなものなど、
方法も価格も千差万別である。
しかしながら、その効果・実績は、
それぞれ明確に示しているものと明らかでないものがある。
睡眠時無呼吸症候群の治療装置CPAPには、いびきを消滅させる効果がある。
グリセリンを保湿剤とする鼻スプレーもいびき対策として販売されている。
枕の高さなどを見直してみることが有効である場合もある。
仰向けに寝るとあごが後退し、
舌根がのどの方に沈下していびきをかきやすい。
横向きで寝ると有効な場合がある。
肥満が原因と考えられる場合は、その解消が有効な対策となる。
アルコールも避けた方がよい。
意識障害に対しては気道確保の上で
原因検索を行いつつ経験的治療を行う必要がある。
布団の防虫対策