岩谷時子先生
岩谷時子さんが亡くなられました。
やっぱりすごく哀しいです。
私が岩谷先生とお仕事上でお話しさせて頂いたのは
2002年の新生「レ・ミゼラブル」の準備段階でのことでした。
楽しそうに饒舌にお喋りをなさっていた先生の白い肌と
さらさらと仕事のメモをなさった青インクの万年筆と
その色のコンビネーションの美しさをとてもよく覚えています。
「レ・ミゼラブル」初演時にお書きになった先生の肉筆の訳詞原稿を頂きました。
つい昨日、StarSが岩谷先生の訳詞で「民衆の歌」をTVで歌いました。
何度聞いても、誇り高く、気品と尊厳に溢れてますよね。
岩谷先生もNHK全校学校音楽コンクールのために歌詞をお書きになりました。
私も来年、歌を書かせて頂きます。
先生のあとを追いかけて、
これから、誰かの心に残る歌をひとつでも書きたいです。
先生はいつまでも日比谷にいらっしゃるような気がします。
先生の歌はずっとこれからも生きているからです。