85 | 小林香オフィシャルブログ「Caori Covayashi」Powered by Ameba

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今日は、京都で「絹糸幻想」の稽古&撮影があったのですが
私は東京でロコってました。

でも、やはり現場が気になるものです。

そこを、機転の利く宝塚の85期のお二人が
メールや電話で撮影の状況を教えてくれたので助かりました。
写メで衣裳ヘアメイクの確認も取り急ぎ出来ましたし。
四神のビジュアルも落ち着いてきましたし。

85期のお二人とは、
梅園紗千さんと美鳳あやさん。
ぶっちゃけ・・・かなりおもろいです、このふたりは。

仕事で御一緒する機会が多いのは元・男役さんなので
今回、元・娘役さんとお仕事させて頂いて、新鮮な発見の連続です。
つい最近、もう一つの現場でご一緒している彩吹さんとご飯を食べながら
娘役さんの凄いところ(舞台人としてのプロの技)について
「絹糸幻想」の稽古でふたりに見せつけられた例を引き合いに出して
とうとうと語りました。女子力のことも含め。

まあ、一口に娘役さんと言っても、
二人は個性が全然違うし、まとめることはできないので
それぞれのことはまた別の機会に話すかもや。

簡単に言うと、
梅園さんは、何にもない空間に
月齢15の満月が本当に浮かんでいるように思わせる芝居をする女優さんだし
どんな状況でも明るくユーモアで沸きたててみんなを前に引っ張る人です。
全方位に気を配る、大人。
美鳳さんは、
とにかく凛と美しく雄弁に舞い、しかも
リアリティのある、血がどくんどくんと流れているのが感じられるような
そんな舞台での居方、をする女優さんかと。
まさに、live。リブでライブ、な舞台人。
私はそんなお二人を、とてもリスペクトしています。
・・・と、かなりざっくり言いましたが、
二人の共通点は、
いっつもプロフェッショナルであることと、
優しいひとだってことと、
同期愛、ですかね。
「絹糸幻想」のあちこちで、二人は無言で支え合ってる様子。
宝塚で培ってきた彼女たちならではの美学があるはずで、
それを互いを鏡にして意見を交換し、足場を固めている様子。
85期、すごく仲いいんですね。
私には同期という存在はいないので、
二人を見てるととてもほっこりします。

って、えらい抽象的な話題になりましたが。
6時過ぎて頭が鈍くなってきた・・・。
二人のおもしろい感じとか、同期愛のこととか、
そういうの書くはずが、あれ・・・。
ま、京都の稽古は続くので、またいずれ。

で、これだけは。
今日の、(美鳳)あやちゃんと(梅園)さっちゃん。京都から届いた1枚です。
ちなみに、さっちゃんの衣裳は私服ではありません。ふ。
京都を見守る四神の「朱雀」です!
あやちゃんの衣裳は・・・テレビ中継で見てください!

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