平安京のサウンドスケープ
レポート提出前の大学生みたく、
参考文献の小さな山のなかに住んでいるような状態です。
”音”にこだわって、
”平安京”のなかに一歩ずつ入りこんでいます。
テーマの”絹”に辿りつく前に、
あっちこっち寄り道している感じです。
”梵鐘”がかなり気になっています。
部屋の中で日々を過ごすには
外の陽光があまりに素晴らしいですね。
下の写真は、
先日、山崎育三郎さんが出演された
サントリーホールでのコンサートのときに撮ったもの。
バックステージにペタペタと貼ってある世界中のオケのシール。
ニューヨーク・フィルはいつもこれ。
育三郎くんは「夢やぶれて」や「You raise me up」を歌ってらっしゃいました。
フィギュアスケートで使用された楽曲を演奏するというコンセプトのコンサートでしたが、
ミュージカルの曲もわりと使われているみたいですね。
ミス・サイゴンとか、ウエストサイド物語とか。
ストーリーやビジュアルのイメージがすでについている楽曲に
新しくアイススケートの振付をするってのは、けっこうな冒険であることでしょう。
7月は、ヴァンクライバーンで優勝された
盲目のピアニスト、辻井伸行さんのコンサートも拝聴。
メインはムソルグスキーだったけど・・・それよりも!
辻井さん御自身が作曲なさったという「川のささやき」、
これが凄く素敵でした。
ここしばらく劇場やコンサートホールに通えなかったので
8月は、いろいろと観たいなと思ってます。