今年も2ヶ月が過ぎました。はやっ。

今日はLIV MOONのリハーサル。
This is ロックな現場なので、私は常に興味深々です。
バンドの皆さんのレベルが凄すぎで、
仕事しながら音もエンジョイしてます。
もちろん、LIVさんの歌もめちゃくちゃクールです。ハマりますよ。

照明プランナーのタナカさんと
感覚が似ていることが今日判ったのでほっとしました。
（タナカさんは超ベテランさんなので
似ているなんて言ったらおこがましいんですが・・・）
照明プランナーと合う合わないって、
演出には大問題ですもんね。


先日。
ミュージカル「ガランチード」と
朗読劇「モリー先生との火曜日」を拝見。

「ガランチード」は私の先生でもある謝珠栄さんの演出・振付作品です。
先生は日本でオリジナル・ミュージカルを作る第一人者。
毎回、作品を楽しむだけじゃなくて、
先生の次なる挑戦を楽しみに観に行くという感じです。
会社員なら定年退職して悠々自適な暮らしをしてもいい世代ですが、
先生は次々に新しい自分を切り拓いて作品を作ってらっしゃいます。
そのエネルギーが素晴らしいです。
私も先生に負けないように、オリジナルのショウを作っていくつもりです。
ブロードウェイでもウェストエンドでもない、この国のショウ。
まだまだ日の目は見ませんが、確実に1歩ずつ進んでいますよ。

「モリー先生～」はラジオで放送されたやつを聞いていたく感激したので
舞台版も拝見することにしました。
死に直面している昔の恩師を訪ねる教え子。
その二人の最後の授業の話です。アメリカの実話です。
キャストは、土居裕子さん、今拓哉さん、光枝明彦さん、というミュージカル俳優さんたち。
今拓哉さんの声が、ソフトでまあるくて、とっても心地よかったです。

「人生はいくらでもやり直せる。」
と死を間近に控えたモリー先生が言ってました。
普段なかなかそうは思えないんだけど、
でもきっとこの台詞が正しいことに
私たちは内心気付いているんじゃないでしょうか。

ところで。
土居さんの歌、ぜひ聞いてみてください。
ニッポンの宝だと思う！