青い炎とゲッセマネの園 | 小林香オフィシャルブログ「Caori Covayashi」Powered by Ameba

青い炎とゲッセマネの園

LIVさんとの打合せのあり。

LIVさんの初ワンマンということで
LIV MOONチームのみなさんそうとうな気合いの入り方なので
私も模索真っ只中です。。。

なんかいっちょやっちゃいたい感じなので、
なにかいっちょやっちゃえるよう考えます。。。

ご本人はもちろんのこと、
プロデューサーのSさんが青白い炎のように静かに燃えてらっしゃるので
その決意が私にものりうつったようです・・・。




で。
夜は、テノール歌手の高野二郎さんのコンサートに行きました。
5年ぶりです。
@東京文化会館・小ホール。


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高野さんはテノール歌手としても活躍されつつ、
ミュージカル(「レ・ミゼラブル」)にも出演されている珍しい方です。
最近ではThe Jadeという男声ヴォーカル4人のユニットを組んで、
クラシカル・クロスオーヴァーでも活躍されています。


オペラとミュージカルでは、基本的な思考回路がけっこう違うので
両方でレベルの高いキャリアを築くというのはなかなか難しいと思うのですが
今日の高野さんのコンサートは、そのプログラムが、彼の考え方を如実に語っていました。

1幕は45分。クラシック歌曲のみ。すべてドイツ語やイタリア語。
2幕は60分。ミュージカル曲のみ。基本的に日本語。
アンコールは、これ。

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アンコール、客席に降りて来てニコニコしながら握手しつつ昴を歌う高野さん。
MCも気さくで笑いがたくさん起きてました。

こういう構成で、このアプローチだと、
テノール歌手のリサイタルといってもカジュアルに遊びに行けますね。


そしてよもやの選曲、「ゲッセマネの園」。(←3'00''からめくるめく展開。)
劇団四季のミュージカル「ジーザス・クライスト=スーパースター」の
かなり激しく濃い曲なんですが、基本的にロックなので
まさか高野さんがレパートリーにしてらっしゃるとは思ってもいませんでした。
でも、、、これが今日いちばん印象に残った。。。
歌い終わると「魂が抜ける」そうです。そう、それくらいハードなやつ。
のどのケアとかいろいろあるでしょうに、
こういうナンバーに果敢に取り組まれる高野さんの姿を見て、
私も思うところあり、でした。

ありがとう、高野さん!
(そしてお声をかけてくださったT村さんに感謝!)