終戦記念日にブロードウェイを想う
明るくて、風が気持ちのいい日でしたね。
クーラーつけずにそよそよ涼しく過ごせました。
こんな日は気分がのって、いろんなことがはかどりますね。仕事に洗濯、整理整頓。雑誌の雪崩は見て見ぬフリしましたけど。
自転車で噴水のある広場に行って、白いベンチで読書も満喫しました。
立ち寄った本屋で買ったのは「方丈記」でございます。うーんやっぱり、リズミックで気持ちいい。
鴨長明が下賀茂神社の正禰宜惣官の息子とは今日初めて知りましたよ。
こういう日は、そのへんを歩くひとのテンポが、すごく自然。日光の加減と雲のスピードと調和してるあたりで。
来日中のRENTのキャスト、ジョシュアのLIVEを聴きに渋谷に出かけました。
いろんな音色で歌ってらっしゃいました。不思議な響きのギター演奏もありで。こんなに魅力的で、歌も確かなジョシュアがアンダースタディなわけですから、やっぱり、アメリカのミュージカル界の人材は豊か・・・。
02年だったか、NYのオフオフで"Zanna, Don't"というミュージカルを観たとき、客席は90席だったか客は20人程度だったか記憶があいまいですが、でもまあ、とにかく上手かったわけです。それに良く出来てた。脚本も音楽も演出も、セットも振付も衣裳も。それにキャスト。10~20代のキャストで、とにかく歌もダンスも容姿も揃ってるわけです。(あー、こんな国に敵うようなモノつくんなきゃならないのか~、えらいこっちゃー)と思ったものでした。オンが良いのは周知の事実ですが、オフオフでこれか~い!という凄さで。日本でこの小さな規模でこれだけのクオリティのミュージカル作ったら、○○賞的なものを与えられてて普通です。
ま、不言実行ってことで。やるしかないですね~。
と、アメリカに想いを馳せている今日(日付変わりましたが)は、終戦記念日。
NEWS ZEROで漫画『はだしのゲン』を9年かけて英訳なさった女性の方の特集を見て、やっぱり最後はマンパワーなのだと思いました。この方は、誰に頼まれたわけでもなく、『はだしのゲン』の英語版が世に存在しないことに胸を痛めてボランティアでコツコツ翻訳なさったのです。いまやアメリカではキノコ雲をプリントしたTシャツを土産ものにする時代です。こういう方のパワーが、世界の未来にひそやかに、しかしくっきりと、影響を残すのだと思います。今は各巻3000部の発行だそうですが、やがては全米の小学校の図書館に置かれるようになったらいいですね。
NEWS ZEROって特に好きでもないですが(某キャスターを信じてない)、時々こういうナイスな特集がありますね。それと、黄緑色のレイアウトは好きです。