写真の話です。

 

来月グループ展があるのですが、メンバーはデジタルとフィルムで撮っている人たちが混合しています。

先日、「先生がスポッティングをやるから見学に来たら」と誘われ行ってきました。

 

スポッティングとはなんぞや?でしたが、話を聞くとモノクロ写真の修正とのことでした。

しかしデジタルプリントと違って、現像後に修正するそうです。

現像後に写真を乾かしているときに付くほこりなどで、点状または筋状に白色してしまいます。それらを墨と細筆で点描画のように修正していきます。

 

細かい作業で職人技ですね。見ているとドンドンきれいになっていくのでおもしろい。

実演販売を見ているような面白さです。

 

先生以外にやる人がおらず、「やってみて」と筆を渡されたので、人様の作品ですが手がけることになりました。

上手い上手いと皆さんが褒めてくれるので、数枚手伝ってきました。

そんな写真が会場に並びます。

 

会期が近づいたらまたお知らせしますので、よかったら見てみて下さい。

よく見ればどこを修正したか分かるので、そんな見方をしてみてもいいかもしれません。