実技試験の流れやＴＰＯを見てきましたので、今回からは少し内容について考えていきましょう。
実技面接というと、とにかくカウンセラーらしい傾聴姿勢を試験官にアピールすることが一番だと思い込んでいませんか？
もちろん実地試験のポイントはカウンセラー役の傾聴力にある訳ですが、そもそもクライエントが悩みを打ち明けてくれなければ相談になりませんよね。
編集後記
実技試験では、主に話す側のＣＬ役こそ大事なパートなんだ。ＣＬ役として自己開示する内容や話しぶりを見ていれば、自己一致の程度やラポールの持ち方など、カウンセラーとしての適性も試験官に分かってくるんだね。
だからＣＬ役に合格できるよう、事前にいくつかのテーマで主訴を準備しておこう。そして短時間の面接でＣＯ役に悩みが伝わるよう、明確でシンプルな話し方の工夫も大切なんだ。
試験本番では、ＣＯ役が応答しやすいように適度な間を作りながら、聞き取りやすい口調で話を進める。
つまり実技では、ＣＬ役からのラポールが大事なんだ。
本日のお言葉
カウンセラー役に替わった時、ステキなお返しが待ってるよ。
（ジーニー）