#エピソード1/3
クワハラ的『真・メイク論』
~LIP編~
よく「メイクは口元で決まる」と言われます。逆に言えば「メイクは口元から乱れる」ということです。
美しいリップライン、リップカラーはメイクにおいてのセンスや気品、人目をひく大胆さやインパクトを与えます。
逆に乱れたリップは下品、粗雑、稚拙な印象を与えるとも言えるのです。
メイクには品格が重要です。
ここに関して、私が非常にこだわる部分でもあります。
メイク、顔の印象において「リップ」は性的な印象を与える部分と言えます。
例えば、『艶やかで、果実のような赤い唇』という表現、逆に『ザラザラに乾いた、砂漠のような白い唇』この2つの言葉を比較した時にもイメージは伝わると思います。
唇が乱れるというのは、時には「エロチック」に、時には「下品」「ふしだら」となりやすい部分なのです。
他にも『蛍光グリーンに発色する、唇』から印象するものは、現実離れしたケミカルで未来的な世界に見えます。加えて「何を食べているんだろう??」と考えさせられます。『艶のない漆黒の唇』と言えば、禍々しさ、邪悪さから、人に警戒心を与えます。
顔の基本的な役割には、相手に自分の「健康状態」、「環境」、「感情」の3つの情報を伝える役割があるのです。「健康的に優良な状態」=「好印象」、「不健康で異常な状態」=「警戒心」を与えます。これは頭で考えるよりも、本能で感じるということです。また、口は物を食べる部分です。「汚れている」=「粗雑」、「幼稚」「虚ろ」な印象を与えるとも言えます。
LIPの質感をとても大切にしています。このお話は次回に続きます。
クワハラヒロトの作品です。
BabyDollTokyoでの作品も。
(エピソード#3/2へ続く)
http://ameblo.jp/couture-de-life/entry-12308683655.html