ヒプノセラピーと占星学で自分らしく生きたいあなたをサポートする内野澤 華小李 です。

さて、今日は、母との関係についてお話したいと思います。

母とはずいぶん長いこと確執がありました。

小さい頃、母に厳しく育てられたため、いつも母の顔色を窺って育ちました。

そのうち、大学生になり、社会人になり、自分の世界が広がるにつれ、母との確執はだいぶ薄れてきました。

そんな時に今の夫と出逢いましたが、母に結婚を反対され、何とか認めてもらおうと5年ほど説得を試みましたが、結局認めてもらえないまま結婚しました。
母には母なりの理由があったと思うのですが、その理由も教えてくれないので分からず、母とは疎遠な関係になりました。今思うと、娘が家を出て、脳卒中で言葉が不自由な父と2人で生活していくことに、寂しさや不安を感じていたのかもしれません。

それもまた修復して、関係が良くなってきたかなと思った頃に、母が妄想性障害という心の病にかかっていることが分かりました。

 

なんで、母との関係はうまくいかないんだろう、我が家では仲の良い母娘関係は築けないんだろうかと、ずいぶん長く悩んできました。

そして、再決断療法やヒプノセラピーを学び、自分の心はずいぶんと楽になりました。占星学を学び、母との関係も腑に落ちました。

今年に入り「心の病が治っても治らなくても母は母」と母の存在そのものを受け入れることができたら、自分も変わり、母も変わりました。
昨年は、どちらかというと、治療を受けて治さないと…という気持ちが強く、嫌がる母をむりやり精神科に連れていったりもしましたが、それは、母を否定していることになっていたんだなぁって。自分を否定している人に心を開くはずがないですよね。

今は、今までにないくらい良好な関係です。
母のことが大事で感謝でいっぱいで、心から愛おしいとも思えるようになりました。

今までずっとプライドが高くて頑固で甘えられなくて、人の世話のために生きてきた母。
5人姉弟の長女として、奔放な夫に代わり家庭を守る妻として、ずいぶんと苦労する人生を送ってきました。

これからの母の人生が、愛と優しさと楽しさに包まれるように、娘として出来ることは全部してあげたいなと思っています。

もし、あなたが親子関係に悩んでいるのでしたら、ヒプノセラピー、再決断療法をお薦めします。まずは、あなた自身(小さい頃のあなた)が癒されることが大切です。