9月11日、特養・ショートステイご利用者様の敬老会を行いました!

長寿祝いの方をお一人ずつ紹介すると、大きな拍手が👏

マイクを向けると「ありがとう~!」と嬉しそうに応えてくださいました。

皆さん、おめでとうございます🙌🙌🙌

 

 

みんなで「365歩のマーチ」と「幸せなら手をたたこう」を歌いました。

手拍子をしたり、足踏みをしたり、大きな声で歌ってくださる方もみえて、

素敵な笑顔を見ることができました照れ

 

 

 

最後、長寿祝いの方にちゃんちゃんこを着てもらい、お一人ずつ写真を撮らせていただきました!

気恥ずかしそうにしていた方もカメラを向けると笑ってくれ、

撮った写真を見せるとにこにこしてくださった表情がとても印象的でした。

 

 

そして今日の昼食は敬老の日のお祝い御膳。

豪華なお食事に皆さん箸も止まらないようでした~!

とても美味しかったです!

こんにちはニコニコ

コート・スマイル ブログ担当です!

 

今月は、河村病院より歯科医の先生を招いて歯科研修を行いました。

口腔ケアは毎日欠かせないことですし、利用者様の口腔内を清潔に保つためにも改めて手順から説明していただきました。

 

~手順~

声かけして覚醒を促す→口唇を湿潤→義歯を外す→口腔内を湿潤→歯ブラシで汚れを取る→粘膜に付着した喀痰が柔らかくなったら除去するという流れで行ってなっていきます。

★ポイント★

①口唇が乾いている人はいきなり口を開けるとひび割れする可能性があるので必ずジェルなどを使って緩ませる。

②汚れを除去しやすくするために保湿剤などを使い加湿する。

③義歯をはめたまま口腔ケアを行うのはNG!歯も綺麗に磨けないし、義歯の内側も汚い…。

④歯がある人には必ず歯ブラシを使う。スポンジブラシだけでは汚れは取り除けません。

⑤口腔内を潤すことによって、汚れが柔らかくなり取り除きやすくなります。

⑥口唇や口腔粘膜を保湿する。

大事なことは、

■口腔内をよく観察する。

自分と同じ口の中ではありません。どんな口の中をしているのかしっかり観察する。

■出血はないか。

何が原因で出血しているのか。わからなければ歯科医にも相談する。

■口内炎はできていないか。

義歯によるものだったり、慢性的なものだったりといろいろ原因があります。何が原因かを考える。
■痛みを訴えていないか。

痛みがあり何かを訴えたり、嫌がったりする方もみえます。しっかり様子を見る。

 

~患者の体位(ベッド上の場合)~

★ポイント★

①軽くベッドアップor側臥位

上を向いて顎が上がってしまうと、誤嚥する危険性もあります。少し起こしてあげるか、横向きにケアすることが大事です。

②麻痺があれば麻痺側を上に

③腰や首に負担のない姿勢(顎を少し引いた状態)

クッションや枕を使って、腰や首に負担がかからないようにします。

 

~うがい~

うがいはとても重要です!自分でブクブクできなくても水を少し含ませて吐き出させてあげましょう。

ブクブクとぶくとうがいをすることで汚れはかなり落ちます。なんとリハビリにもなります!

汚れを回収する目的で、しっかりうがいをすることが大事です。

(ガラガラうがいもできると喉の細菌やウイルスも除去できて良しウインク

 

~義歯~

義歯の表面には細かい傷があり、目に見えない細菌がたくさん付着しています。

流水下でブラシを用いて汚れを取り除き、義歯洗浄剤に浸けます。

 

以上の話を踏まえ、職員より質問がありました。

Q:うがいの時、水を飲んでしまう人がいます。どうしたらいいですか?

A:飲んでしまう人は最初にある程度汚れを回収してから飲ませるのは良いかと思います。

 

その他、質問として上がった項目について先生より回答をいただきました。

Q:夜間義歯洗浄剤を使用しています。何時間使用することが妥当でしょうか。

A:時間は特に決まっていません。就寝時から朝まで浸けても大丈夫です。

Q:歯根の汚れがある方には、どのようなケアを行うことが適切でしょうか。

A:歯茎がかぶっている場合は柔らかい歯ブラシを使ってあげましょう。利用者様ひとりひとりの口腔内の様子で判断する。触らないのは汚れが残ってしまうので、歯ブラシを使って取り除いてあげましょう。

Q:むせ込みがある方(トロミが必要な方)のうがい方法について知りたいです。

A:今まで口腔ケア時にトロミの水を使うということを考えたことがなかったのですが、必要であれば最後に水を飲むのと同じようにトロミの水を使うのは良いと思います。人によって違うとは思うので無理にさせなくても良いかなとは思います。

Q:歯みがきをすると出血をする方の対応の仕方について知りたいです。

A:出血をするということは歯肉が腫れてて炎症があるということです。そこに汚れを置いたままにするのは良くないので、多少の出血ならやさしく汚れを取ってあげるのが大切です。出血があるからとそのままにしずに、綺麗に歯みがきをしてあげてください。

Q:舌の汚れは専用のブラシまたは歯ブラシ、どちらで行うことが良いですか。

A:専用のブラシでも良いですし、普通の歯ブラシなら奥から手前に一方向に動かして汚れを取ってください。

Q:口腔ケア時に歯を食いしばってしまう方の対応方法が知りたいです。

A:開口器具を使うか、歯ブラシの柄を噛ませてその隙に汚れを取り除くのが良いかと思います。

 

汚れがたまっているときに有効的なのは「歯間ブラシ」です。

歯と歯の間の汚れはどうしても歯ブラシで取り除くことが難しいので、ご利用者様にも歯間ブラシを使ってケアをしてあげることはとても大切になります。

 

 

日頃から利用者様の口腔内の状態を把握し適切なケアをしてあげることで、利用者様の口腔衛生、あと気分もスッキリしていただけることに繋がることを改めて勉強できました。

貴重な時間をいただき、歯科医の先生には感謝です。

 

今回もここまでお読みいただきありがとうございましたパー

こんにちは照れ

コート・スマイル ブログ担当です!

 

今月は虐待防止委員会より、虐待防止研修を行いました。

令和6年度より高齢者虐待防止の推進が義務化され、

虐待防止委員会の発足やマニュアルの作成、職員全員での研修が必須となりました。

今回の研修では、虐待の種類や不適切ケアについて、そして事例をもとにグループワークを行いました。

 

虐待の種類は、①身体的虐待、②介護・世話の放棄・放任(ネグレクト)、

③心理的虐待、④性的虐待、⑤経済的虐待の5つに分けられ、

高齢者が養護者や施設職員から不適切な扱いにより、権利・利益を侵害される状態や、

生命・健康・生活が損なわれるような状態に置かれることが虐待となります。

高齢者虐待の現状としては、介護施設では圧倒的に身体的虐待が多いのだそうです叫び

 

不適切ケアとは、利用者に対して行われる正しくないケアのことで、

目撃した家族・職員が不快感や違和感を感じてしまう介護方法のことを言います。

起きる原因としては、教育・知識・介護技術、職員のストレスや感情コントロール、

倫理や理念の欠如などで、この要因に対して対応することが不適切ケアや高齢者虐待の防止につながります!

悲しいことに、中には無自覚に不適切ケアを行ってしまう人もいるのです…。

不適切ケアについて無関心になっていないか、改めて職員全員が意識しなければなりません。

 

このことを踏まえて、各グループに分かれグループワークを行いました。

事例に対して、どの対応が虐待・不適切ケアに当たるのか?どう改善していけばいいのか?

どのグループも様々な意見が出て、時間を延長するほど盛り上がりました。

(今回はそれぞれの役割をくじ引きで決めたので、みんな一生懸命自分の役割を全うしてました笑)

発表時には自分たちのグループでは出なかった意見もたくさんあり、高齢者虐待に対して意識を高めることができました。

 

 

 

最後に、もし虐待が発生した場合の対応方法、

利用者様は人生の先輩だと再度自覚し、「責める」ではなく相手の身になって対応することを確認しました。

 

 

ブログ担当は普段現場にはいないので、現場の職員の様々な意見を聞きとても勉強になりました。

また次の研修でもたくさんのことを吸収していきたいなぁ~と思いましたニコニコ

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございました爆笑