久しぶりに、初めて高級腕時計を購入したOMEGAの実店舗に行った。

購入したのが2018年なので、実に6年ぶりくらい。

 

社会人になって1年目に清水の舞台から飛び降りてその後更に滝から落ちる位の気持ちで購入した腕時計であった。

後に結婚する事となる彼女と買った大切な時計で、一緒についてきてもらって買う姿を見届けてもらったw

 

こういう時に一緒についてきてくれる女性というのは、「こいつ・・・金銭感覚大丈夫か?」と思っているのか、はたまた、「いつも仕事頑張ってるからこれ買ってまた頑張りな^ー^」と思っているのかどういう感情でついてきて下さっているんだろう。。。

 

 

✨OMEGA Seamaster 300 trilogy✨

 

購入時にオーバーホールは10年に1度くらいで良いですよ、と言われた為、中々いく機会がなかった。

あとは、腕時計は人によるがそんなに頻繁に買うものでは無いはず・・・なので、時計を買った後にその店舗にまたすぐに行くのは何か少し気が引ける気がして、また、少し恥ずかしいじゃ無いけど不思議な感覚(うまく説明できる人はいないだろうか・・・)がして、購入してから1度も店舗に行く事はなかった。

 

久しぶりに購入した店舗の前を通ったので、寄ってみるか!!と一念発起してエレベーターに乗り込み店内へ。

懐かしい気持ちが少し押し寄せてきた。店内を見渡していると店員さんが近づいてきてくれて、「NATOストラップですね」から会話が始まった。その後すぐにトリロジーである事に気がついてくださり、色々とここ数年のOMEGAの流れやトリロジーについて話をしてくださった。

 

偶然にも自分がお店に伺う少し前に、seamaster trilogyを探している人が来た、とのことだった。

発売して7年近く経過するモデルにも関わらず、いまだに新品を探している人がいる事に驚いた。

 

自分は腕時計で重視しているのが、

①径が小さい事(34~39mmがベスト)

②厚みが薄い事(10-12mmくらいが好き)

③重く無い(100-120gが多分1番好きな重量)

④手首からラグが出ない事 の為、手首が細い自分には最初のスクリーニングの段階でかなりの時計が選択肢から外れてしまう。

 

最近は少し上記径の腕時計が増えてきたが、自分が購入した7年前はちょうど腕時計の大型化がトレンドとされ流行っていた為、こぞってどの会社も腕時計を大きくしていた記憶がある。

 

そんな中で自分にドンピシャだったのがこの時計であった。10万円安くで同様の形で少し大きめ、重めのモデルもあり、悩みに悩んで後悔のない様に選んだ時計。寒い冬に腕時計の箱とは思えないくらい大きい箱を持って帰った思い出の時計。

 

引用:webChronos

 

トリロジー以降OMEGAでは限定モデルというのを作らなくなったので、かなり貴重なモデルとなった様。

ブレスが重たい為、現在はNATOストラップにして重量を減らして使用している。

 

「かなり貴重になってきたので、持っておいた方がいいですよ^ー^ いいですね」と店員さんに言われて嬉しかった。

人に自分の時計の評価を受けたことが無く、また万人にうける様な時計でも無い為、わかってくれる方にだけわかってもらえる、そんなモデルの時計に気がついてくれた事がどこかすごい嬉しかったのであろう。

 

子供が生まれて育てたり、仕事が忙しかったりするとこの時計にどこまで意味があるのか、売って何か楽しい事にでも使った方が良いのだろうか、と色々考えてしまうこともあるが、思い出の品の為、まだまだ使用していこうと思う。

 

そんな良い日であった。