先進国株式インデックスファンドに投資を始めて、資産収入の強さを体感した。厳密には先進国株式インデックスファンドへの投資に加えて、小額(先進国株式の1/4程度)全世界株式インデックスファンドにも投資をしていたが、これはリスクの分散、浮気というよりは別の目的であった。

 

株式投資を始めて数ヶ月後に子供を授かった。その為、子供の将来の為に貯蓄をしておこう、となった。資産収入の強さを知ったところであったので、現金で貯蓄するよりも金融資産で貯蓄をしておいた方が良いのではないか、と考えた。一説によると貯金を出来るのは子供が6歳になるまで、と聞いた事があったのと(もちろん個人差はあるであろうが)、子供への大きな出費が必要になるのは高校、大学受験、大学と10代半ば〜後半で、そこまで換金しないようにして積み立てをすれば、生後から15~18年間、投資信託への積み立て投資をすることになり、資産がマイナスになる可能性はそこまで高くないと判断した。

 

子供への資産がいくらか分からなくならないように、という微妙な理由と、子供への貯金はミドルリスクミドルリターンで十分なので、必要な時期に投資が損失を迎えていないようになるべく分散を利かしてあるポートフォリオにしておきたいという2つの理由で全世界株式インデックスファンドに投資をしている。

 

本当に損をしたくなければ債券にすれば良いかとも思ったが、20代でリスクを全く取らずに着実に3~4%の成長を取りに行くのは将来的にリスクを取らなかった自分に失望しそうな予感がする為、債券は購入しなかった。ただし、経済の成長過程では株式の方が勢いがある為、株式投資で良いが、経済が停滞、暴落する時には債券の人気が出る傾向にある為、債券をアセットアロケーションに入れておくのはリスク分散の観点から見ると本来は推奨される事かと思う。

 

先進国株式インデックスファンド+全世界株式インデックスファンドの投資戦略は理論上はベストの選択ではないかもしれないが、精神衛生敵には自分自身は概ね満足をしている。