今日はクリスマスでしたね。
クラージュ保育園でも1日を通してクリスマスが楽しめるように工夫をしました。

夕方にはサンタさんも登場。
このサンタさん登場に深く考えさせられることになりました。

子どもたちはサンタさんが来てくれて、プレゼントをくれることを喜ぶであろう…
自分が経験してきたクリスマスもそうであったし、当たり前だと思っていたのです。

子どもたちが一人ひとりサンタさんからプレゼントを受け取る表情を近くでみていました。
嬉しそうにもらう子ももちろんいましたが、ほとんどの子が引きつった顔をしていました。

園長先生から言われた一言が衝撃でした。
誰のための欲求充足だったんだろうか…
サンタ役をしてくれた方は悪者になった気分だとおっしゃっていて、あきらかに充足していない。
子どもたちはプレゼントは貰えたから嬉しいけど、あんな表情をうかべてまで本当にサンタさんに直接対面する必要があったのだろうか…


当たり前に行われている行事にどれだけ子どもたちの欲求充足が考えられているのか、今回は明らかに甘かったと反省です。


常に欲求充足が出来る環境、保育が大切であり、私たちが大切にしていることであるのに。

どんな企画をする時も「軸」を基準にしていかないとと再確認したクリスマスでした。