私たちには生まれながらにしてこの5つの基本的欲求が備わっていると考えられています。
○生存の欲求・・・安心・安全、健康
○愛・所属の欲求・・・愛し愛されたい、所属していたい
○力の欲求・・・達成したい、競争に勝ちたい、承認されたい、人の役に立ちたい
(承認、達成、貢献、競走)
○自由の欲求・・・自分で決めたい、自分で選びたい、自分らしさ、創造性
(解放、変化、自分らしさ)
○楽しみの欲求・・・楽しくいたい・楽しませたい、新しいことを知りたい、学びたい、知的好奇心
(ユーモア、好奇心、学習・成長、創造性)
私たちは常にこの欲求を満たすために行動しています。
この欲求には強弱があり、人によって違いがあるそうです。
そして、強弱は生まれてからずっと変わることはないと言われています。
これはもちろん子ども達にも備わっているものであり、私達はその子がどんな欲求のバランスがあり、どう接してあげたら、その子だけでなく、お互いが気分よくいられるかを考えながら関わりをしています。
この画像は、以前僕が勤めていた保育園にて、3歳児の担任を受け持っていた時にクラスの子ども達の欲求バランスを表にした物です。
このように子ども達の欲求バランスの強弱を数値化して表に表して見る事でどんな欲求が強くて、どんな事に興味を示しやすいかなどみえてきます😊
なので、この表を元に、
例えば人の役に立ちたい!
という「貢献」の欲求が強い子には、お手伝いをお願いしたりすると快く引き受けてくれて、本人もとても楽しそうにしながら「次は何する?」なんて聞いてきてくれたりします☺️
逆に、
自分で決めたい!
という「自由」の欲求が強い子にはあれこれ口を出さず、その子の興味のある事に没頭させてあげる時間や環境をつくってあげたりする事で、その子の欲求は満たされます。
そういったように、子ども達の欲求バランスに合わせて関わりを変えてあげる事で、子ども達と保育者との良好な関係が築けるのかもしれません😊
僕もまだまだ学びの途中ですが、この欲求バランスを心掛けて大切な人達と関わって行きたいなと思います。
皆さんも、身近の大切な人達の欲求バランスを考えてみてはいかがでしょう?☺️