Hi Okeiでおます。ウインク

 

何年かぶりの読書熱のおかげでブログは感想文ばかりですが、お付き合いいただけたら嬉しく存じまするラブラブ

 

今回の本はモリー・バーンバウムさんの手記

「アノスミア~わたしが嗅覚を失ってからとり戻すまでの物語~」です。

 

 

アノスミア(嗅いを感じる能力がない状態)私にとってかなりの恐怖滝汗であるこの事例。

嗅覚が無くなった時の感覚と絶望感はどんなものなのだろう…自分もなった時どうすればいい??気持ちに駆られて読んでみました。

 

 

このお話は、主人公のモリーはシェフを目指し修行中。毎日様々な食材の香りに囲まれて過ごしていたが、ある日交通事故にあい頭部強打した関係で嗅覚を失ってしまう。

シェフへの道は閉ざされ悲嘆にくれたが、彼女は嗅覚を取り戻すために病院、研究所、神経学者、フレバーリスト、調香師等たくさんの人と出会い新しい嗅覚を自分の物にしていくという物語。

 

 

嗅覚を失った頃のモリーさんの体験は興味深いものでした。

 

まず料理の味が全くわからなくなったそうです。正確には料理のにおい。

食事の喜びがこんなにまでにおいに支配されているなんて大多数の人は知らないんだろうな…

甘い、辛い、酸っぱい等はわかるので味の強い物や、食感はわかるので口のなかで形を楽しめる(アーモンドとか)ものを食べるのが楽しみになった。とあり、嗅覚を失った人のこんな風に食事を楽しむ術を身に着けているんだと知りました。

 

においは記憶を呼び戻すといいますが、においの無い世界にいるとその大切な思い出さえなかったことのように消えてしまったようだとのこと!想像を絶する事例、、、、、、

改めてにおいと記憶の結びつきはここまで強い物か!と衝撃をうけました。ガーン

 

 

しかしモリーさんはアノスミアになってから嗅覚の勉強をめちゃめちゃしたんですね。真顔

においが脳まで伝わる仕組み(アロマテラピーかじった人は勉強したアレです)から脳科学までかなり徹底的に本を読み、専門家に会って更に掘り下げていく所が実におもしろい!!!

 

正直この本は嗅覚と脳に興味のある人のバイブルだと思います!お願い

においや脳の専門書の紹介やにおいに関する研究結果も数多くある上、医学の専門書に書かれていない本人の実体験と細かい心理描写も書かれているのでより深く知る事ができるのが凄い!!

 

モリーさんが嗅覚を取り戻していく過程はとってもリアル。

まず最初は、ある日突然ローズマリーのにおいを感じて、一気に過去の思い出も蘇ってきたそうです。ラブ

それから徐々に判るにおいが増えていくのですが、においを感じるが何のにおいかわからないという現象に見舞われます。滝汗

そのにおい自体は事故前なら普通にわかっていた物のにおいだからこれがツライ。。。

これこそ当事者でないとわからない体験ですよ。

 

 

それでも彼女は色んな体験を通して嗅覚を取り戻していきます。

その一つがグラースで調香師に受けた香りを覚えるレッスン!(うらやましい)

そこで香りを言語化したり映像化したりして覚える事を学んでおられるんですよ!

かつて知っていた香りを新しく覚えなおすという作業。

脳って学習をし直すことができるチカラをもっているそうなんです!!!

ああ脳ってすごい!!!やっぱ脳はオモシロイちゅー

 

 

それにOkeiはマタマタこの本で新しいドキワク情報をGETしました!ドキドキドキドキドキドキ

それは~

 レストラン「アリニア」!!

モリーさんが友人とシカゴのレストランに行くシーンがあるのですが…

これが又凄すぎて思わず本を置いてググってしまいました。

どんな?って?いやもうこれはこの本を読んだり実際に見るべきかな…

庶民の私はあまりの衝撃に叫び声を上げましたよ…

死ぬまでに一度行きたい…

 

 

アリニア

 

 

 

 

それから上田麻希さんという「匂いのアーティスト」ラブラブ

 

 

 

食物、環境臭、体臭など日常のありのままの匂いを素材から抽出し、「香水化」する技術をもつ方だそう!!ポーンポーンポーン

おもろい…なんておもろい…アメリカ人のモリーさんから彼女を教えてもらうなんて…

ありがとうモリーさんデレデレ

 

にしてもモリーさんの行動力には恐れ入る~

気が付いたら、私がしたいこと聞きたいこと嗅ぎたいものみんな経験してる~ゲッソリ

自分のチカラで運命切り開く人って眩しい。。