タイトルは、Billy Joelのヒット曲から
The Stranger
俺的にはけっこう珍しいジャンルからの選曲でした。
こーゆーのも聴くんですよ~
音楽に関しては雑食なんです。
気に入ったメロディーだと、ジャンル関係ん無いですもんね~
で、今回は、曲の歌詞で使われているStrangerとは、ちょっと違ったニュアンスの意味で「知らん人」って事で話を進めるんですけどね…
昔々、俺が建設関係の会社でサラリーマンをやっていた頃の話。
俺の直接の上司ではなかったのですが、俺を可愛がってくれていた、俺より一回り以上年上で部長のTさんって人が居まして、その人は営業の人だったんですよ。
で、Tさんは営業ですから、外出が多いっていうか、ほとんどが外出な訳です。
そのころは、今みたいに携帯電話が普及していなくて、連絡はポケベル。それも、カタカナがやっとのポケベルでした。
その日もTさんは外回りで外出中だったんですけど、Tさん宛ての電話がかかって来ました。
そして、俺が運悪く電話を取ってしまったのです。
相手は、後から解ったのですが、どうやら工事現場の現場所長さんだったのです。
で、電話を受けた俺に開口一番
「Tさんいる?」
ですよ?
まあ、俺はそのころ若造でしたけど、相手は社会人やってる大人ですよ!
その大人が、自分の名前も言わずに、いきなりこれですよ。
もっとも、建設関係の人って、そんな人が多かったんですけどね。
で、俺がムッとしながらも、なるべく丁寧な口調で
「申し訳ありませんが、Tは外出中で、◯◯時には、戻るはずですが」
と、ホワイトボードに書かれたTさんの予定表を見ながら答える。
このTさんって人も、すげー良い人なんだけど、大雑把な所があって、ホワイトボードに戻りの時間は書いてあってもどこに行ったかまでは書いてない。
まあ、営業で外出している訳だから、いくつもの現場なり、事務所なりに顔を出すから、そんな事をいちいち細かく書ける訳もないんですけど。
すると、電話相手の所長さん(この時点ではまだ相手が所長って知らないんですけどね。)
「何で居ないんだよ!」
いきなりキレました。
なんで?なんで俺がキレられなきゃならないの?
てめぇ、大人だからって、俺が若造だからって、何言ってもいいてもんじゃねぇんだぞ!
と、心の中で俺もキレかかりながら、それでもまだ口調は丁寧に
「いや、Tは外回りに出てまして…あの、お名前をお伺…」
俺が相手の名前を尋ねようとすると、最後まで言い終わらないうちに
「だからさ、そんな事はどうでもいいんだよ。何で居ないの?」
しらねぇっての!
仕事で出てるって言ってんじゃん!
つーか、お前誰!?
そう、俺はまだ相手の名前すら知らない。
俺にとっては単なるオッサンだ。
とりあえず、名前を言えよ!話が見えねぇし、Tさんにも話ようがねぇだろ!
名前を聞くのが、どうでもいいってこたぁねぇだろうが!
って、喉まで出かけながらも、まだギリギリ俺は耐えて
「そう言われましても…えっと、お約束ですか?」
と訪ねる。
「違うけど、何で居ないの!?どうなってるの!?」
などと、まだキレながら怒鳴る所長。
(勿論、この時点ではまだ相手が所長って知らないんですけどね。)
どうなってるのかはしらねぇよ!
約束でもないし、営業で外回りしてんだよ!
殆どキレかけた俺は
「だから、外回りに出てるんですよ!」
と、若干語尾を荒げて答える。
(当然、この時点ではまだ相手が所長って知らないんですけどね。)
そして所長は
「じゃあ、何時に帰ってくるの!?」
そう怒鳴る。
うっそ~ん!
何時に戻るかは最初に言ったじゃん!
怒鳴る前に、人の話聞けよ!
軽くキレた俺が
「だからですね、さっきも言ったように、Tは◯◯時には戻る予定になってます!」
あ~あ、俺も怒っちゃったよ。
(お分かりとは思いますが、この時点ではまだ相手が所長って知らないんですけどね。)
そんな所長が次に言った台詞が驚く
「なら、最初にそう言えよ!」
えぇ~~~~~~~うっそぉ~ん!
馬鹿なの?ねぇ、馬鹿なの?クルクルパーなの!?
驚きと怒りが、ないまぜになった俺。
ついに
「あのですね、最初に言いませんでしたかぁ!?」
とうとう怒鳴った。
(何度も書きますが、この時点ではまだ相手が所長って知らないんですけどね。)
無礼な大人は、やっとおとなしい口調になり
「そうか…えっと、何時に戻るんだっけ?」
と言うが、俺はキレたままで
「Tは◯◯時に戻りますって言いましたよね!?」
文字にすると、ギリギリちゃんと答えているように思えるが、実際は怒鳴っていた。
若造の俺が、所長という俺より全然社会的に上の立場の大人に怒鳴っていた。
(しつこいですが、この時点ではまだ相手が所長って知らないんですけどね。)
「あぁそう。◯◯時ね」
所長はすっかりおとなしい人になっている。
でも、俺はキレている。止まらないHa~Haだ!
「そうです!Tが戻ったら電話させましょうか!?」
勿論、怒鳴っている。
(クドいようですが、この時点ではまだ所長って知らないんですけどね。)
「いや、いい。こっちから又、電話するから」
と言って、電話を切ろうとする所長。
それは、完全に俺の逆鱗に触れていた。
だって、相手は、どこの誰かを名乗ってないんだもん!
「わかりました。で、お名前を教えてもらえませんか!?」
文字だと解らないだろうけが、俺は怒鳴っている。
チキンな奴程、キレたら収まらない。
「△△△建設の◯◯◯◯◯工事の現場所長ってTさんに言えばわかるから」
と、やっと自分の正体を明かす所長。
ってね、ここで初めて相手が現場所長だと解り、一瞬焦る俺だったが、所長はそう言うと、俺の返事も聞かずに電話を切ってしまった。
え?なんで?何で一方的に切るの?失礼じゃん!
俺の一瞬焦った感情のベクトルが、再び怒りに向かった。
だが、電話は切られている。
叩き付けるように受話器を置き
「ざけんな!殺すぞ!」
と、電話に向かって怒鳴る俺。
すぐキレる若者がそこにいた。
そんな俺を俺の上司や女子社員が見ている。
その視線に気付いた俺は、クールダウンさせる為に、喫煙所へと、煙草を吸いに行った。
煙草を吸っていると、俺の上司が来て何事があったのかを聞いて来たので、全てを説明した。
上司は、まあ、その気持ちも解るが、それでも怒鳴っちゃいけないと怒られた。
まあ、その頃の俺は既に会社に嫌気がさしていたので、怒られても、首を切られても関係無かった。
それでも、Tさんの客であるその所長に怒鳴ってしまったのだから、Tさんが会社に戻って来た時に、ソッコーで事情を話して謝った。
Tさんは、あの人はそういう人だからねぇ、と笑って許してくれた。
その後、所長からTさんへ電話がかかって来た。
電話を終えたTさんに俺は
「怒ってました?」
と訪ねた。
もう俺の怒りは消えていて、ただただTさんに申し訳無い気持ちで一杯だった。
会社は嫌いだったが、Tさんは好きだったからね。
「いや、何も言って無かったよ。そういう人だから」
とTさんが笑った。
本当に、あの所長が怒っていなかったのかどうかは、俺には知る術が無かったが、その後、別にその現場と揉めたり険悪になったり仕事に支障をきたしたりすることも無かった。
それが、Tさんが俺の知らない所で所長に謝ったのか、それとも本当に所長が、そういう人なのかも解らない。
解りようも無い。
ただ、Tさんには申し訳ない事をしたと、今でも思っている。
本当にTさんは良い人だった。
メシも奢ってくれたし、エロビデオもくれた。
↑えぇ!そこ?だから好きだったの?←違いますけどね(笑)
しかし、俺は俺が怒るのも当然だと思っていたし、今でもそう思っている。
知らない人に電話をするときは、最初に自分の名前をちゃんと言って、相手の話はちゃんと聞きましょう。
そして、若造のサラリーマンは大人相手に怒鳴ってはいけません。
相手も相手だが、俺も俺だ。
でも、俺は反省はしてない。
失礼な奴は、大人だろうが、どんなに社会的に上の立場だろうが、失礼な奴に媚びへつらう必要は無いと考えていたし、今でもそうだ。
でも、それじゃあ、サラリーマンは勤まらないんですね~
つくづく、社会人失格だと思いますよ、俺って奴はね。
皆さんも、サラリーマンを続けたいなら、簡単にキレちゃだめですよ!
俺には、無理でしたけどねwwwww
この話はフィクションであり、登場する人物、会社等は全て架空の物であり、話そのものが架空の物でありますので、信じないで下さいね!
The Stranger
俺的にはけっこう珍しいジャンルからの選曲でした。
こーゆーのも聴くんですよ~
音楽に関しては雑食なんです。
気に入ったメロディーだと、ジャンル関係ん無いですもんね~
で、今回は、曲の歌詞で使われているStrangerとは、ちょっと違ったニュアンスの意味で「知らん人」って事で話を進めるんですけどね…
昔々、俺が建設関係の会社でサラリーマンをやっていた頃の話。
俺の直接の上司ではなかったのですが、俺を可愛がってくれていた、俺より一回り以上年上で部長のTさんって人が居まして、その人は営業の人だったんですよ。
で、Tさんは営業ですから、外出が多いっていうか、ほとんどが外出な訳です。
そのころは、今みたいに携帯電話が普及していなくて、連絡はポケベル。それも、カタカナがやっとのポケベルでした。
その日もTさんは外回りで外出中だったんですけど、Tさん宛ての電話がかかって来ました。
そして、俺が運悪く電話を取ってしまったのです。
相手は、後から解ったのですが、どうやら工事現場の現場所長さんだったのです。
で、電話を受けた俺に開口一番
「Tさんいる?」
ですよ?
まあ、俺はそのころ若造でしたけど、相手は社会人やってる大人ですよ!
その大人が、自分の名前も言わずに、いきなりこれですよ。
もっとも、建設関係の人って、そんな人が多かったんですけどね。
で、俺がムッとしながらも、なるべく丁寧な口調で
「申し訳ありませんが、Tは外出中で、◯◯時には、戻るはずですが」
と、ホワイトボードに書かれたTさんの予定表を見ながら答える。
このTさんって人も、すげー良い人なんだけど、大雑把な所があって、ホワイトボードに戻りの時間は書いてあってもどこに行ったかまでは書いてない。
まあ、営業で外出している訳だから、いくつもの現場なり、事務所なりに顔を出すから、そんな事をいちいち細かく書ける訳もないんですけど。
すると、電話相手の所長さん(この時点ではまだ相手が所長って知らないんですけどね。)
「何で居ないんだよ!」
いきなりキレました。
なんで?なんで俺がキレられなきゃならないの?
てめぇ、大人だからって、俺が若造だからって、何言ってもいいてもんじゃねぇんだぞ!
と、心の中で俺もキレかかりながら、それでもまだ口調は丁寧に
「いや、Tは外回りに出てまして…あの、お名前をお伺…」
俺が相手の名前を尋ねようとすると、最後まで言い終わらないうちに
「だからさ、そんな事はどうでもいいんだよ。何で居ないの?」
しらねぇっての!
仕事で出てるって言ってんじゃん!
つーか、お前誰!?
そう、俺はまだ相手の名前すら知らない。
俺にとっては単なるオッサンだ。
とりあえず、名前を言えよ!話が見えねぇし、Tさんにも話ようがねぇだろ!
名前を聞くのが、どうでもいいってこたぁねぇだろうが!
って、喉まで出かけながらも、まだギリギリ俺は耐えて
「そう言われましても…えっと、お約束ですか?」
と訪ねる。
「違うけど、何で居ないの!?どうなってるの!?」
などと、まだキレながら怒鳴る所長。
(勿論、この時点ではまだ相手が所長って知らないんですけどね。)
どうなってるのかはしらねぇよ!
約束でもないし、営業で外回りしてんだよ!
殆どキレかけた俺は
「だから、外回りに出てるんですよ!」
と、若干語尾を荒げて答える。
(当然、この時点ではまだ相手が所長って知らないんですけどね。)
そして所長は
「じゃあ、何時に帰ってくるの!?」
そう怒鳴る。
うっそ~ん!
何時に戻るかは最初に言ったじゃん!
怒鳴る前に、人の話聞けよ!
軽くキレた俺が
「だからですね、さっきも言ったように、Tは◯◯時には戻る予定になってます!」
あ~あ、俺も怒っちゃったよ。
(お分かりとは思いますが、この時点ではまだ相手が所長って知らないんですけどね。)
そんな所長が次に言った台詞が驚く
「なら、最初にそう言えよ!」
えぇ~~~~~~~うっそぉ~ん!
馬鹿なの?ねぇ、馬鹿なの?クルクルパーなの!?
驚きと怒りが、ないまぜになった俺。
ついに
「あのですね、最初に言いませんでしたかぁ!?」
とうとう怒鳴った。
(何度も書きますが、この時点ではまだ相手が所長って知らないんですけどね。)
無礼な大人は、やっとおとなしい口調になり
「そうか…えっと、何時に戻るんだっけ?」
と言うが、俺はキレたままで
「Tは◯◯時に戻りますって言いましたよね!?」
文字にすると、ギリギリちゃんと答えているように思えるが、実際は怒鳴っていた。
若造の俺が、所長という俺より全然社会的に上の立場の大人に怒鳴っていた。
(しつこいですが、この時点ではまだ相手が所長って知らないんですけどね。)
「あぁそう。◯◯時ね」
所長はすっかりおとなしい人になっている。
でも、俺はキレている。止まらないHa~Haだ!
「そうです!Tが戻ったら電話させましょうか!?」
勿論、怒鳴っている。
(クドいようですが、この時点ではまだ所長って知らないんですけどね。)
「いや、いい。こっちから又、電話するから」
と言って、電話を切ろうとする所長。
それは、完全に俺の逆鱗に触れていた。
だって、相手は、どこの誰かを名乗ってないんだもん!
「わかりました。で、お名前を教えてもらえませんか!?」
文字だと解らないだろうけが、俺は怒鳴っている。
チキンな奴程、キレたら収まらない。
「△△△建設の◯◯◯◯◯工事の現場所長ってTさんに言えばわかるから」
と、やっと自分の正体を明かす所長。
ってね、ここで初めて相手が現場所長だと解り、一瞬焦る俺だったが、所長はそう言うと、俺の返事も聞かずに電話を切ってしまった。
え?なんで?何で一方的に切るの?失礼じゃん!
俺の一瞬焦った感情のベクトルが、再び怒りに向かった。
だが、電話は切られている。
叩き付けるように受話器を置き
「ざけんな!殺すぞ!」
と、電話に向かって怒鳴る俺。
すぐキレる若者がそこにいた。
そんな俺を俺の上司や女子社員が見ている。
その視線に気付いた俺は、クールダウンさせる為に、喫煙所へと、煙草を吸いに行った。
煙草を吸っていると、俺の上司が来て何事があったのかを聞いて来たので、全てを説明した。
上司は、まあ、その気持ちも解るが、それでも怒鳴っちゃいけないと怒られた。
まあ、その頃の俺は既に会社に嫌気がさしていたので、怒られても、首を切られても関係無かった。
それでも、Tさんの客であるその所長に怒鳴ってしまったのだから、Tさんが会社に戻って来た時に、ソッコーで事情を話して謝った。
Tさんは、あの人はそういう人だからねぇ、と笑って許してくれた。
その後、所長からTさんへ電話がかかって来た。
電話を終えたTさんに俺は
「怒ってました?」
と訪ねた。
もう俺の怒りは消えていて、ただただTさんに申し訳無い気持ちで一杯だった。
会社は嫌いだったが、Tさんは好きだったからね。
「いや、何も言って無かったよ。そういう人だから」
とTさんが笑った。
本当に、あの所長が怒っていなかったのかどうかは、俺には知る術が無かったが、その後、別にその現場と揉めたり険悪になったり仕事に支障をきたしたりすることも無かった。
それが、Tさんが俺の知らない所で所長に謝ったのか、それとも本当に所長が、そういう人なのかも解らない。
解りようも無い。
ただ、Tさんには申し訳ない事をしたと、今でも思っている。
本当にTさんは良い人だった。
メシも奢ってくれたし、エロビデオもくれた。
↑えぇ!そこ?だから好きだったの?←違いますけどね(笑)
しかし、俺は俺が怒るのも当然だと思っていたし、今でもそう思っている。
知らない人に電話をするときは、最初に自分の名前をちゃんと言って、相手の話はちゃんと聞きましょう。
そして、若造のサラリーマンは大人相手に怒鳴ってはいけません。
相手も相手だが、俺も俺だ。
でも、俺は反省はしてない。
失礼な奴は、大人だろうが、どんなに社会的に上の立場だろうが、失礼な奴に媚びへつらう必要は無いと考えていたし、今でもそうだ。
でも、それじゃあ、サラリーマンは勤まらないんですね~
つくづく、社会人失格だと思いますよ、俺って奴はね。
皆さんも、サラリーマンを続けたいなら、簡単にキレちゃだめですよ!
俺には、無理でしたけどねwwwww
この話はフィクションであり、登場する人物、会社等は全て架空の物であり、話そのものが架空の物でありますので、信じないで下さいね!