タイトルは、ギターを弾く人なら既にお分かりの通り、ギターの6弦から下に向かって解放弦で鳴らしたときの音です。

 俺は、ギターが好き。

 ギターを弾きます。

 でも、口が裂けても

 ギターが弾けます
 とは言えないし、言わない。


 ある時点で、限界を知ったからだ。

 楽器を演奏する人ならば分かると思うが、楽器を始める切っ掛けって、自分の好きなアーティストの好きな曲を同じように奏でてみたいという欲求から始めるのではないかと思う。

 俺の場合は、ちょっと違ったが、ギターが好きになったのは、そんな理由だ。


 もう、完全に年齢がバレるだろうが…俺は…

 ロックならばDeep PurpleのHighway Starだった。

 アコギなら、かぐや姫の22才の別れだった。

 もちろん、同曲とも70年代の曲で、正直、俺の世代にストライクゾーンな訳ではない。
 と、いうか、今更感すらあった曲。


 フェンダージャパンのストラトキャスターを買ったのは…シリアルからすると1989年ぐらい。

 それ以前から、ギターは弾いていたので、基本は分かっていた。

 で、当然ながらHighway Starを耳コピで音を取る。

 まあ、この曲の問題はソロだ。あの有名な、ソロパートだ。

 練習しましたよ。

 それ以上に苦労しました。
 特に、クライマックスのストレッチの部分。
 左手と右手がシンクロしない。基本、トレモロの要領なんですが、左右の手がシンクロしない。

 もう、何ヶ月も練習しては挫折…できねぇ~

 しかも、途中でピッキングスタイルをアップ→ダウンに変えた。
 こだわり性なもんで、リッチー・ブラックモアの文献を調べるウチに、御大のピッキングスタイルが、通常のダウン→アップではなく、アップ→ダウンである事を知ったのです。これがリッチースタイル。

 だから、今まで弾けていた所もやり直しだったが、それはすぐに慣れた。

 でも、肝心のストレッチ部分がシンクロしない。遅れる。

 さらに拘って、べっ甲のピックを使用。
 ビデオを見ながら、右手の使い方をまねてみる。

 そして、どうにかこの課題をクリアしました。

 しばらくは楽しく弾いてました。
 第2期Deep Purpleの曲をコピーしました。

 そして、Child In Timeで挫折。

 どこで?

 決まっているでしょ、ソロパートの決めの3連ですよ!

 左手はそれほど忙しくは無いが、テンポが速い上に3連「タタタ、タタタ、タタタ、タタタ」ですから!

 アップ→ダウン→アップでは到底太刀打ち出来ない。

 そこで、ダウン→ダウン→アップで練習、練習、又練習!

 できねぇよ!
 ってか、何で出来るんだよ!
 出来る奴がおかしい!

 と、八つ当たり。

 スウィープにもチャレンジしたが、それでも出来ない。

 そして、数年…十数年…現在…

 ことあるごとに、練習するが、未だに出来ない(泣)

 もう、出来ませんよ!
 俺には無理なんです!

 誰にだって、限界ってもんがある。
 誰にでも出来たら、みんなプロのギタリストだ。

 練習が足りない、努力が足りない。
 よく聞く言葉ですよ。
 でもね
 練習や努力で全て解決出来るなら、世界中のスプリンターは100mを10秒切りますから!
 もう、ギター少年はみんなロックスターになりますから!


 綺麗事で、「努力すれば報われる」なんて言いますけど、そんなの嘘ですから!

 それは、出来る奴のいう事。

 人間にはそれぞれ限界ってのがあって、それは、努力なんて簡単に蹴っ飛ばすんです。

 つきつめれば、才能です。

「99%の努力と1%の才能」なんて、成功者の言葉ですからね!
 才能があって成功した人の言葉ですから!

 以上、負け犬の遠吠えでした。