「NON STYLExハンバーガーチェーン」
2018年6月18日放送を観ました。
 
想定外に面白かったので、お伝えしますね。
 
「芸人先生」は漫才師がビジネスマンに特別講義を
する番組で、今回はモス・バーガーで、
NON STYLEがそれぞれ
ポジティブシンキング(井上)と
プレゼン術(石田)を教えます。
 
まず、つかみとして
「お客さまを喜ばせるのが接客業」で
漫才師の仕事と共通しますよね?と共感をとり、
 
嫌われたくない
自信が無い、発言できない
などの悩み解消のヒントに繋げます。
 
■井上流ポジティブ変換術
 
・それを言っている時も、感情は動いている
嫌われないの逆、興味が無い、心が動いてないと何を伝えても伝わらない
嫌われる覚悟で強く怒ってみたら、相手の心は動く
嫌われてから好かれる努力をする
 
・自信が無い・・・自分のこと好き?好きじゃない。それは相手に申し訳ない
自分自身くらいは愛してあげたい
 
①自分にうまく酔え  
 ポジティブな考え方を、多少強引でもいいので、
 自分によって自分にいいように解釈すること。
 
 素敵な言葉でいうとポジティブ
 嫌な言葉でいうとヘリクツ
例えば、
飽きっぽい → 切り替えが早い
計画性が無い → 行動力がある
周りが見えてない → 一生懸命
反省していない → くよくよしない、切り替えが早い、嫌なことに切り替えができる
  
 
など。
 
 ・自分に思い込むことが大切
  ・短所は長所になりうる 
  ・自意識過剰にならない 人は思ったより人のことを見ていない
  おとなしい → 人の話をゆっくり聞ける
   
・小さなことでいいので、他人に負けないのを見つけてください
大きな仕事をとれなくても、誰とでも仲良くなれるのも能力
  例)結婚している、字がきれい ささいなこと
 
いきなり大きな勝利を取りに行きがち
勝った日を増やしていく
小さな優越感を積み重ねて大きな自信につながる
  短髪、体型、→ さっぱり、ぽっちゃり
  もてない → 一人でも生きられる
  理解が浅い → 深く考えない
  心配性すぎる → 細かいところに気を配ることができる
  せっかち → 行動が速い (せっかちは言葉のイメージが悪い)
  自己中心的 → 自分の中に良い悪いの基準がある 
 
②もっとでしゃばれ
・謙虚はチャンスを棒に振っている
・失敗を恐れるな

 
③叱られ上手になれ
・叱られる存在=愛されていう証拠
・自分が成長するための”のびしろ”と思うべし
 
ちなみに、こんな質問
「でしゃばりは、どうすれば?」
そこのトップのことを考える
さんまさんの番組に出たら、デシャバリが好きかどうか考える

■石田流伝わるプレゼン術
「伝えると伝わるは違う!」講座
 
誇張して、伝えたいことを何回も言ってしまう(親戚のおっさんトーク)
プレゼンと串カツは2度づけ禁止
 
漫才も一種のプレゼン
伝わらなかったら笑ってもらえない
僕たちは話しかけてる、
 
(受講生のプレゼンのビデオをサンプル)
 
 
<指摘>
説明、確認、よろしく…等 重複が多い!!!
 
※相手が僕の言ったことを覚えてくれてる時間はめっちゃ短い
前も言いましたが・・・ピンと来ない
前半は短く 
 
本題入ってからは、熱量を伝える
ただただ単調にならない 
 
自分の言葉にするのが大事
あなたがやる必要ない。読み上げたらできる。それ以外も無駄がある
 
(漫才実演)
 
タバコを吸っている生徒を注意する先生 
文字起こししたものをサンプルに説明された。
 
これはノンスタにしては、長い文章だが、
ヤンキーを更生させる先生だと共有部分が広く定まっていない
よりピンポイントにすると共有が生まれるため、
具体的にしている。

・言葉は削れ!
長くはしゃべらない。基本的に1行。
 
例)
最初:  おれ、30代後半になって言うのもあれやねんけど夢があんねん。
削った後: おれ夢があんねん。
 
常識しかない、説明のためだけに時間を使っている
後で生きればいいんだけど、ない。
一字一句のレベル。何が言いたいんだろう。
 
・わかりきった説明は不要
・削った分、要点に熱量を込めろ。
 
イメージを描かせろ
・写真と資料あるので、解説になってた
「ムービートーク」
イメージを描かせないと絶対伝わらない
話し手は頭の中に映像を浮かべ、その映像を聞き手に伝える
 
・質問
ポカンとされたときは?  削るところを間違えてる。要点を抑えるために言葉を削ってるのにわかりにくいのは、話に核が無い
 
 
 
以上、大体こんな感じです。
 
これを見て、ノンスタが好きになりました。(笑)
面白かったし、何よりも漫才を緻密に作っているところを
公開して、一生懸命教えていたところが良いと。
 
シンギュラリティを迎える時、AIにできない仕事というのは、
こんな熱を伝える仕事なのかもしれないと思いました。
 
 


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