日本橋にある「くすりミュージアム」に行きました。
第一三共株式会社がやっているものなのですが、
これが秀逸！
小学生以上なら十分楽しめると思いますが、
むしろ中学生、高校生に見て欲しい。
私が行ったときは、大学生の集団がいました。
薬の発見の仕方、治験、製造の仕方など、
学べます。
薬は創薬するのに、9年はかかるそう。
「薬の種」を探し出し、ヒット化合物を見つける
スクリーニング作業などシミュレーションできて
楽しい。これは小さい子供には無理なので、
親がやっていました。きっと何もわかって
いないだろうな～（苦笑）
薬の歴史も学べて、日本橋本町あたりは、
江戸時代から薬問屋が多く集められていました。
今でも製薬会社が周りに多かった。
このように、将来を考えるのに必要な施設を
企業が提供してくれるのは
とても良いことだと思う。
「将来何になりたい？」と子供に聞いても
今まで出会った仕事しか出てこないものである。
学校の先生、看護師さん、消防士さん、
アイドル、ユーチューバー・・・
ここに来るだけで、「創薬する人」という言葉を
知り、将来の選択肢に入る。
他の業界も「お仕事体験」を、
中高生ターゲットにやってはどうだろう？
