兵庫県立芸術文化センター・34回定期公演 | ◇なんじゃかんじゃ★かおる★のブログ◇

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5月22日に行きました。


昨年もこの時期に、井上道義さん指揮のベートーベンを聴きにいったのですが

井上さんの指揮に惚れて

今年も井上さん目当てで観に行きました。


今回の演奏曲は


モーツアルト・交響曲第38番 『プラハ』


モーツァルト:交響曲第36番&第38番&第39番/ベーム(カール)
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ベートーベン・交響曲第8番

ベートーヴェン:交響曲第4番&第8番/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 カラヤン(ヘルベルト・フォン)
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グローフェ・組曲『グランド・キャニオン』 
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー,グローフェ:グランド・キャニオン/フィラデルフィア管弦楽団
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の3曲。



今回は面白い企画がされていて

井上さんが常任指揮をされている『金沢アンサンブルオーケストラ』と

PACオーケストラの合同公演でした。


まず、モーツアルトを金沢が演奏

ベートーベンはPAC。

最後にクローフェを合同で演奏するという、ひとつで二度美味しい公演。


1曲ごとに楽器の数が増えていって

最後の『グランド・キャニオン』はとっても贅沢な、大オーケストラに。

そしてアンコールは

『星条旗よ永遠なれ』


物凄く、盛り上がりました。素晴らしい。


昨年もベートーベンの8番を聴いたのですが

やはり、8番って覚えられないわ~~。7番と9番が名作だけに

なんて印象に残らない曲なんでしょう。

聴いたら、ああ、これね!と思えるのだけど、昨日、聴いたところなのに

メロディーが思い出せないです。

因みにカラヤンの4番と7番の入っているベートーベンは持っていて

4番はかの有名な『運命』。

7番はのだめカンタービレで使われていた、あの曲。

9番は年末には欠かせない 『第9』 です。

この3曲はベートーベンの中でも大好きでねえ。たまらんっ!!

でも昨日の演奏は地味な8番でした。


井上さんの指揮は面白くて

指揮棒、ほとんど無しで指揮されます。

指先の表現の面白さに、まるで踊っているような感じで・・・。

(実際にグランドキャニオンでは踊ってはりましたが)

彼の長い指をみていると、まるで料理人のように、演奏中、音楽に調味料を

振りかけているように見えます。


『おおおっ!この感じは強火だ。』

『細かい薬味が加えられたぞっ!!』

そして仕上げが~~~~!!


とシェフのように思えてなりませんでした。いやあ、良い演奏だった。


オーケストラの演奏も素晴らしいし、グランドキャニオンでは

普段、観ることのない楽器が出てきて面白いです。

やはり近代になると音のなるものは何でも使っているみたいで

あんなものがっ!!と思わせる楽器の登場で物珍しかったです。

見た目にも、演奏も派手派手なので気持ちが高ぶりますね。


しかし、あの楽器は何て名前なんだろう・・・。と思うものが3つ。

『グランド・キャニオン』で使われた

馬のヒズメ音の楽器。

ロールをグルグル回して 『風』 を表現した白いもの。

『雷』 を鳴らした、どうみても鉄板にしか見えない楽器。


謎だ~~~~。