5月22日に行きました。
昨年もこの時期に、井上道義さん指揮のベートーベンを聴きにいったのですが
井上さんの指揮に惚れて
今年も井上さん目当てで観に行きました。
今回の演奏曲は
モーツアルト・交響曲第38番 『プラハ』
- モーツァルト:交響曲第36番&第38番&第39番/ベーム(カール)
- ¥1,000
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ベートーベン・交響曲第8番
- ベートーヴェン:交響曲第4番&第8番/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 カラヤン(ヘルベルト・フォン)
- ¥1,000
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- グローフェ・組曲『グランド・キャニオン』
- ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー,グローフェ:グランド・キャニオン/フィラデルフィア管弦楽団
- ¥1,020
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の3曲。
今回は面白い企画がされていて
井上さんが常任指揮をされている『金沢アンサンブルオーケストラ』と
PACオーケストラの合同公演でした。
まず、モーツアルトを金沢が演奏
ベートーベンはPAC。
最後にクローフェを合同で演奏するという、ひとつで二度美味しい公演。
1曲ごとに楽器の数が増えていって
最後の『グランド・キャニオン』はとっても贅沢な、大オーケストラに。
そしてアンコールは
『星条旗よ永遠なれ』
物凄く、盛り上がりました。素晴らしい。
昨年もベートーベンの8番を聴いたのですが
やはり、8番って覚えられないわ~~。7番と9番が名作だけに
なんて印象に残らない曲なんでしょう。
聴いたら、ああ、これね!と思えるのだけど、昨日、聴いたところなのに
メロディーが思い出せないです。
因みにカラヤンの4番と7番の入っているベートーベンは持っていて
4番はかの有名な『運命』。
7番はのだめカンタービレで使われていた、あの曲。
9番は年末には欠かせない 『第9』 です。
この3曲はベートーベンの中でも大好きでねえ。たまらんっ!!
でも昨日の演奏は地味な8番でした。
井上さんの指揮は面白くて
指揮棒、ほとんど無しで指揮されます。
指先の表現の面白さに、まるで踊っているような感じで・・・。
(実際にグランドキャニオンでは踊ってはりましたが)
彼の長い指をみていると、まるで料理人のように、演奏中、音楽に調味料を
振りかけているように見えます。
『おおおっ!この感じは強火だ。』
『細かい薬味が加えられたぞっ!!』
そして仕上げが~~~~!!
とシェフのように思えてなりませんでした。いやあ、良い演奏だった。
オーケストラの演奏も素晴らしいし、グランドキャニオンでは
普段、観ることのない楽器が出てきて面白いです。
やはり近代になると音のなるものは何でも使っているみたいで
あんなものがっ!!と思わせる楽器の登場で物珍しかったです。
見た目にも、演奏も派手派手なので気持ちが高ぶりますね。
しかし、あの楽器は何て名前なんだろう・・・。と思うものが3つ。
『グランド・キャニオン』で使われた
馬のヒズメ音の楽器。
ロールをグルグル回して 『風』 を表現した白いもの。
『雷』 を鳴らした、どうみても鉄板にしか見えない楽器。
謎だ~~~~。