コンサドーレ札幌のクラブ会長に就任する石水勲氏が、
ロシアの石油王アブラモビッチばりの補強に乗り出す? 
札幌の運営会社北海道FC(HFC)の会長に就任することが
内定している石水氏が10日、チーム強化策の構想の一部を明かした。

 HFCの副社長でもある同氏は、佐々木利幸現社長が打ち出した
5段階の強化計画の続行を確約した。
「佐々木社長の流れを受け継いで運営にあたりたい」。
柳下監督の指導力も評価する。
「監督の下、一丸となって戦えるよう支えていく」と
柳下態勢も堅持する。

 ただし、急激な若返りにより、昨季はクラブ創設初の
J2最下位に低迷した部分を懸念する。
「黒字経営も大事だが、勝つことも大事。こうしたスポーツクラブは
『勝利』が株主への配当になる。チームを強くしないといけない」
と話す。

 イギリス・プレミアリーグのチェルシーを買収、370億円の
大型補強でチームを首位独走に導いたロシアの富豪
アブラモビッチ氏までとはいかないが、強化のための選手獲得も
積極的に乗り出す構えだ。
「現場と相談して、必要とあらばできる範囲で補強もしていきたい」
と話し、「強い札幌」を目指していく。
(日刊スポーツより)


確かにコンサドーレは山瀬・エメルソン・吉原・播戸・今野など
いい選手を発掘しては他のチームへ移籍している。
やっぱりチームが弱いからいい選手はレベルの高いところを
求めていくプロとして当然だ。
しかし強い札幌を作ることにより魅力あるチームができ
いい選手が集まる。
昨年は外国人などをいれず人件費を削った結果黒字ということには
なったがそれだけじゃお客さんはこない。
現在累積赤字27億円あるコンサドーレ
思い切った賭けに期待したい。