いつも見てくださってありがとうございます。

そして仔犬たちに素晴らしい出逢いをくださった飼い主の皆さんに感謝致します。いつも我が家から旅立ったわんこたちを家族同様に可愛がってくださってありがとうございます。

以前掲載したものを、必要な事を書き足し改めて掲載致します。(サグラダファミリアかよ(^_^;))

動管法の改正により年々飼い主さんへのご負担が増えるように成って来ました。

一昨年大規模な法改正により事業者飼育の動物にはマイクロチップの装着も義務付けられました。その動物を購入したお客様にも登録が義務付けられます。飼育頭数にも制限が掛かるので多犬種は扱えなくなりそうです。我が家でも仔犬の仕入れも今までの倍以上になり立ち行かなくなり、少しずつ仔犬の値段も上げざるを得なくなりました。

今の段階ではシェルティー、柴犬、豆柴、ダックスフンド、シーズー、ポメラニアン、トイプードル、ペキニーズがおります。(現在はペキニーズとヨーキーは繁殖はしていません。)遺伝病の検査項目をクリアしている種雄のみ繁殖に使っています。

現段階で柴犬、豆柴、シーズー、Mダックスフンド、Tプードルは遺伝病の検査済みです。

柴犬、秋田犬、紀州犬、甲斐犬、四国犬、北海道の日本犬6犬種に限り天然記念物と言うことで、扱いに熟知したブリーダーが飼い主に直接対応する事を条件として生後49日以降での販売が許可されています。

その他の犬種に関しては生後56日以降の販売が2021年6月から義務付けられています。

最終的には母さんのブリードの元祖のシェルティーのみになる事になりそうですが、法の枠内で計画が左右されて行くのも致し方なく、人を雇えばもう少し続けて行ける犬種も有りますが、柴犬のように手の掛からないようで、綿密な育て方をしなければ素に返る犬種は体力的にも困難になると思っています。

近年、体調も若い頃とは違い医者通いも増えました。そろそろ幕引きも考えています。

このままブリーダーとして続けて行く事に疑問を感じている自分がいるのも正直な気持ちで、繁殖できなくなったから新しく次の犬に取り替えるのでは、一般的に問題となっている忌み嫌われるパピーミルと全く同じではないか?と。

まだまだ飼って知りたい勉強したい犬種がたくさんいます。

何をするにしても先に立つ物はお金ですね(笑)

販売に置いて対面販売により遠方への送りも一度でも直接現認確認しなければならなくなりました。

と、言うことですので対面での確認が出来ない場合は、送りはその地域の販売業者様(保管)や中間業者様に委託しなければなりません。

母さんは伝がありませんので、お客様で探して頂いてそちらの中間業者様を介してお譲りすることは可能です。

仔犬や販売する子に対面もせずにお譲りすることは残念なのですが出来なくなっております。

ここのところ空港止めでの問い合わせが良く有りますので、この点はご了承くださいませ。

と、言うことで犬舎までお客様に来ていただきその仔犬で良いと納得されたお客様に限って販売する事が出来るとなりました。

仔犬の兄妹が次々に決まって母さんが育てている子がいますが、その子を売れ残りだとは思って育てていません。たまたま仔犬に縁のある人と巡り逢えていないだけと思って育てています。

いつかその子にも赤い糸で結ばれている飼い主さんが現れるまでの育ての親として面倒を見ています。

良く売れ残りだから安くしてくれない?と問われる事もあるのですが、所謂陳列棚にたくさんのわんこやにゃんこが並んでいるペットショップでどんどん大きくなると同時に値段が下がって特価が書かれている事が当たり前と思ってらっしゃるのだと思いますが、母さんのところでは次から次へと仔犬を仕入れて多売している訳ではありません。

ディスカウントする以上に時間も経費も掛けて育てています。新しい飼い主さんのお宅で手に負えない子にならない為の基本的な教えはしています。恐らくそれはブリーダーなら皆さんそう思って育てていると思います。だから売れ残りだからディスカウントするのが当然と思わないで頂けると助かります。

特に柴犬の様に自然界の気候に発情が左右される犬種は時期も固まっている事もあり、発情がホルモンの影響によりうつって重なることがあります。出産頭数が1~2頭では無く4~5頭生まれる時もあるので、こればかりは神様が授けてくださるので面食らう時も有りますが、仲間内での協力もあります。

今は母さんが飼い主さんにお渡し出来る範囲の繁殖しかしていないので、母さんのところにいつまでも居たとしても売れ残りだとは思わないで上げてください😊



以下は母さんのこれからも同じ気持ちで続けていく思いを綴りました。

これにご賛同頂ける飼い主さんと細く長いお付き合いが続けて行きたいと思っています。


以下は、もう数年来加筆しながら自分の気持ちや飼い主さんとの在り方を書かせて頂きました。



~仔犬をお譲りするに当たって~

何度も繰り返して掲載している母さんからのお願いが幾つかあります。

母さんのところでは、仔犬を強制してお譲りする事は一切ありません。

生き物ですので、仔犬の為にも飼い主さんの為にもならないからです。

残念ながら仔犬は飼い主さんを選ぶ事は出来ません。

だから仔犬の代わりに母さんが、飼い主さんにお願いをします。

仔犬は犬と言う生き物であり、人間とは容姿だけで無く習性も違う事を忘れないで飼育してください。

母さんは室内飼いを強制しません。

土の上で寝そべる事は、犬にとっては冬は温かく夏は涼しさを探して穴を掘ったり出来る環境になるからです。

ただ、小型犬種を寒い冬空に出しっ放しや、炎天下の中コンクリートの上で日陰もない中に出しっ放しは絶対に反対ですが、そんな事を平気で出来る飼い主さんは来ないと母さんは信じています。

仔犬を安易に物扱いする方には喜びを共有出来るとは思えないので、お断りする事もあると思います。

母さん自身も完璧な人間ではありません所以、偉そうに説教出来ませんが、悲しい思いはしたくないので、その点は譲れないかなと。。。

失敗しながら犬と一緒に笑ったり、喜んだり、怒ったり、悲しんだりを飼い主さんと共有出来たらいいなぁって思っています。

犬に対する経験値は母さんの方が高いと思いますが、まだまだ母さんも知らない事もたくさんあって驚かされる事も一杯一杯あります。

死ぬまで勉強!!

生涯学習ですよねニコニコ

だから難しい事を言う訳ではありません。

飼い主さんとは共に成長して行けるお友達でありたいなって思っています。

たまに威圧的な方がいたり、横柄な物言いをされる方がいたりするのですが、母さんの思っている飼い主さんとの在り方は構築出来ないなぁって感じるので、その場合はこちらからお断りしています。

信頼関係を結べるとは思えないからです。

貰われて行った時はシツコイくらいに連絡するかも知れませんガーン

環境の変化で体長に異変があったりすることもあるからです。

それを越えたら、こちらからしつこく連絡はしなくなります。

便りの無いのは元気な証拠と思っています。

でも、心配な事があったり、質問があったら何でも相談してください。

訳あって手放さなければならなくなることもあるかも知れません。

そんな時も一緒に良い方法を考えて行けたらと思います。

メールで頂くよりお電話頂けた方が早く解決すると思います。

未だにアナログな質なもので、メールも言葉を選びながら時間が掛かってしまって、途中で仕事が入ったり、はるちゃんが飯まだかぁしょぼんって、煩いときがあるので、メールも中断してしまったりガーンパー

だからお急ぎの時は絶対にお電話くださいねニコニコ

ペットショップを辞めてから、もう20年目
になります。

毎年、お誕生日にメールで元気な様子をお便り頂いたり、悪戯な様子のご報告にはお腹を抱えて笑わせて貰ったり、また母さんの所から迎えたいと申し出して頂けたり、とても楽しく拝見させて頂いています。喜びはこのブログの読者さんやInstagramのフォロワーさんと共に2倍以上に共有出来たらと思います。

飼い主さんの近場を通って思いだしたら、突如としてお邪魔させて頂くこともあります。

奇襲攻撃にも喜んで対応して頂きありがとうございます😅

生き物ですからお譲りして母さんの元を旅立った仔犬たちが虹の橋を渡ったと泣きながらご連絡頂きます。

母さんも一緒になって泣いてしまいます。

母さんは他の飼い主さんよりも多くの辛い別れを経験していますから悲しみを半分に共有出来たらと思っています。

一生懸命可愛がってくれて、最後に母さんを思い出して家族になった子の話をたくさんしてくれて、仔犬を通して出逢えた事は賭けがえのない宝物です。

15年、中には18年も長生きしてくれて、、、と言う事はそれだけ長く続いていくんですよね。

だから仔犬をお譲りする私を信用して頂かなければ、信頼関係は結べないと思うのです。

出来るだけ誠実に接しているつもりですが、もし母さんの事が信用出来ないと感じたら、遠慮なく申し出てください。

これが母さんから、これからお譲りする仔犬たちの飼い主さんにお願いする大切なお話でした。

わんこ母さんより