針生検の結果が出てから1ヶ月。
ゴリッとしたしこりを発見してから2ヶ月。
やっと、手術です。
乳房温存術+センチネルリンパ節生検。
時は、2016年11月。

当日。
緊張しました。
全身麻酔の感覚は、不思議。
注射(プロポフォール<マイケル・ジャクソンが使いすぎたやつ>)が入ると、
背中がジリジリジリジリー!!ってなってからは記憶がありません。
名前を呼ばれて目が覚めた時には、ベッドにのせられて、手術室を出るところでした。
視界がぼんやりする中、必死に時計を見たら、
随分時間がかかっていて。
あー、リンパ節までいってたんだ…
と思ってたら、
頭上に主治医登場
➡『リンパ節は大丈夫だったからね』と!!
どうやら時計を見間違ったらしいです。
手術時間は、
麻酔時間含めて2時間45分程でした。

術中病理診断では、
リンパ節転移なし、
Ki-67:56%とのこと。

Ki-67が術前の83%から激減です。

でも、あくまでもこれは術中の迅速診断です。

待つべき結果は、術後の病理結果…1ヶ月後!!


さて。
術後の痛みですが、
当日は痛かった(>_<)
術中操作の関係で、私、創がプラスされてしまったので、それがとにかく痛かった。
でも、ロキソニンでなんとかなりました。
3時間の安静時間が解除されてからは、
売店に行ったり、デイルーム行ったり、
歩き回ってました(笑)
術後5日目から、
ロキソニン飲むのやめてみましたが、
大丈夫でした。
言い換えますと…
飲んでも基本的な痛みが減らなかったから、
飲むのやめた(笑)

痛みってゆうか、
腋周辺のシビレた感じがすごかった。
それで感覚もほとんどありません。
夜寝てると、腕が痺れて目が覚めるんです。
寝返りとか腕の角度でそおなるみたいでして。
それは術後10日目まで続きました。

ちょっと戻ります。
手術当日は、
午前1例目だったので、術前は、
6時半まで飲水可です。
麻酔科医が前日の麻酔科面談で、
『ポカリスエットとかのスポーツドリンクを500cc1本なら6時半ギリギリにガーッって飲んでもいーよ!』
と言ったので、お腹も空くし、
グビグビ飲みました。
おかげで9時まで空腹との戦いはせずに済みました。
で、術後。
15時には安静が解除されてなんせ歩き回ってますし、
術直後に吐き気止めを追加で打ってもらって吐き気も消えています。
よって、お腹が空いてたまらない!!
どーしよー、明日の朝まで絶食なんてツライ…。
勝手にゼリー食べちゃおうかナー?
でも、見つかって、
『あの人、看護師のくせに勝手にゼリー食べてたんだよー、ありえないよねぇー!』
ってナースステーション中に広まるのも避けたい。
➡担当看護師登場。
『お腹が空いて死にそうなんですけど…』と訴えてみた。
でもここの病院は基本的に柔軟な対応はしてくれないので期待は持てない。
『あっ、今ちょうど先生がそこにいたので聞いてみますね!!』
おぉーっ!ナイス!!
で、『軽食可』となり、モリモリ食べて空腹から開放されましたv(´▽`*)


次に、写真を載せていきます。
赤いのとか創とか苦手な人は気を付けて。

術後は、ドレーンが1本入りました。
ちなみに、乳がんプラザの田澤先生の手術はドレーンが入らないらしいですね。
こちら

皮下ドレーン。
手の平の半分くらいのサイズです。
創の横に刺さってます。

その様子がこちら
※右胸-右肩部分の画像です。

……
術後3日目、
ドレーンが抜けると、こおなります。

で……

術後4日目、
個室だったくせに入院のストレスを感じ、
さっさと退院。
退院時の創はこちら

白いテープで埋め尽くされてるとこが、本来の創です。6㎝。

その横にある赤い丸いのが、
ドレーン抜いた痕。皮が剥がれてしまって赤くなってます。
➡これ、後に壊死します。(後日公開予定)

腋の横にある、赤黒い楕円形の創は、
本来つくことのなかったはずの創。
➡これが痛い!!そして、ピンポン玉みたいに膨れ上がってました。
これは、断端陰性を目指してギリギリを攻めて電気メスで削ると、通電して火傷を起こした結果です。
トホホ(;´д`)

このような感じで、
手術は終わり、退院。
基本的に元気でした(笑)