私たちには生きていける場所がなかった
理由は様々で、色々な人がいた
みんな何かを探している
失ったもの、欲しいものを
そして、何かを求めて辿り着いたのが昔の世界だった
最初は本当に何もなかった
それでも、みんなで試行錯誤して必死に作り上げたのだ
私たちが生きていけない世界の人々から、馬鹿にされることなんていつものこと
それでも私たちにとって、その場所はとても大切な場所で掛け替えのないもので、馬鹿にされることなんてどうってことないことだった
そして時間が経つに連れ、その世界はとても大きな世界になっていった
当然、大きくなれば人の目にも付く
そうなれば、普段は馬鹿にしていた人たちもこちらの世界に興味を持ち踏み込んでくる
私たちは、私たちが良い暮らしが出来るように色々なルールを作った
けれど、別の世界から来た人々にはそんなものは興味がない
自分が楽しければなにをしても構わないのだ
当たり前の世界で生きている者は当たり前だと馬鹿にする
そこまでの道のり、苦労を理解することは出来ない
そんな人々が沢山来る
結果、私たちの世界はどんどん壊れていった
必死に作り上げたものが
みんなで日々協力して作り上げてきたものが
彼等は自分さえ楽しければいいのだ
大した感情もない
自分が絶対でなくてはいけない
気に入らないことは破壊しなければ気がすまない
そんな人々が居座っているのが
今の世界だ
悲しさはある
けれどずっと悲しんではいられない
何かがおかしいと思うなら
何かが不満だと思うなら
『 変えなければいけない 』
きっとすべてを変えることは無理だろう
それでも変えようとすれば何かが変わるはずだ
作り上げてきた人たちが、おかしいと思う人たちが
また立ち上がり世界を変えることを
それぞれが何かで世界を変えることを
私は望む