事件その1:今朝のこと。


出勤してしばらくすると、職場で働くスペイン人が慌てた様子で私の所へきた。


どうやら、新しく入った日本人が、何かやらかしたらしい。


よくよく話を聞いてみると、おおきなラジカセを自分のデスクに持ちこんだとのこと。


職場のみんなは、他人に迷惑になるような、大きな音では音楽を聴かない。

さりげなく、注意してほしいとの事だった。


はて、日本人って、音楽を(大音量で)聴きながら仕事する人、

あんまりいないと思っていたけど?


と、彼のデスクをのぞいてみると…










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うん、それ、炊飯器! (しかも、私があげたやつ)


確かに、彼らにとってなじみのないものだろうけど。


勘違いも良い所だぜ!!と、

ボスにまで報告され、皆の笑い話になったのだった。



事件その2:午後の事。


ボスがこっそり近づいて来て、

「さっき、変な電話があったのよ、Nから。直接話したいって。忙しいからって断ったのだけど。」


Nとは、私と一緒に働いていたことのある、

わずか半年でやめさせられた、典型的な”働かないアメリカ人”。


どうやら、私が退職する事をどこかからか聞きつけて(もちろん職場にいる誰かだ!)

再就職のお願いの電話をして来たらしい。


20代後半の彼女、MDになるべく、MCATのテスト勉強をしていたはずだが…


2月ほど前に、ボスに就職のためのリファレンスレターをお願いしていたから、

きっと、就職先がまだ見つからないのだろう。


私にとって、どうでも良い話だが、

なぜかボスはいちいち報告してくる。



そんなどうでもいい人の報告、いりません。



っていうか、やめさせられた所に就職のお願いって、純粋にすごいと思うのは、私だけ…?


(予想だけど、あたってると思う。そして電話で断られたから、次は直接乗り込んでくると思う。)