おとなしく試合を見る
うちのチームの選手たち(1年から4年)といっしょに大きい子達(6年生)の試合を観戦しました。
今までは、試合を観戦する機会があっても、おとなしく試合を最初から最後まで観戦するなんてことはありませんでした。
なかなか試合に出られない小さい子達にとって、大きい子達の試合を見ることは野球を覚えるのに役に立つと思うので、試合を見る機会があると「見ると勉強になるよ」と必ず言う(強制はしていませんでした)のですが、まあ、小さい子達でしかも友達といっしょのわけですから、じっとしていられるはずもありません。
たいていは、グラウンドの端の方で、なんだかよくわかりませんが楽しそうに走り回ったり、たまには校舎の裏でキャッチボールみたいなことをしたり、、、
おとなしく試合観戦なんてできるとも、させようとも思っていませんでした。
でも、今回は、監督と相談して試合観戦を強制しました。
グラウンドの端にみんなで並んで座ります。監督も一緒です。
それでも子供たちは早速木の枝や小石を拾い、地面にいたずら書きをはじめます。
野球に興味がある3年生などはスコアやカウントを書く準備をはじめます。
まあ、ただ本当に試合だけを見ろなんていうのは無理な話なので、他の子の邪魔にならないくらいであればOKです。
試合は、インフィールドフライもあり、インターフェア(バットがキャッチャーミットにあたった)ありでルール的にも勉強になることが多く、展開も白熱した最高のゲームでした。
結局、1時間半ぐらいの試合を最初から最後まで観戦。
なんと、途中で一度も注意する必要はありませんでした。
同じように試合を見ていた他のチームの高学年の子よりましでした。
正直言って、これだけ長い時間集中できるとは思っていませんでした。
びっくりです。
特に1、2年生は試合なんかそっちのけになると決めてかかっていました。
侮っていました。ごめんね。 > 子供たち。
(もちろんずっと集中しっぱなしではなく、どちらかというと集中していない時間の方が長いっていうか、たまに試合をみるぐらいだったかも。。。とは思いますが、、、)
全部ではなかったですが、いいプレイが出たりすれば「すげえ」の声、インターフェアでバッターが1塁に歩いたときは、「何で?」の声がありました。
これだけ試合が観戦できるということは、うちの子供たちは集中力の面で試合に出る準備がかなりできていると思います。
みんな、えらかった。。。ちょっと評価アップです。
監督もご満悦でした。
そうです。実はひそかに試合観戦させることで、子供たちが今現在どれくらい野球に興味があるか、集中できるのかを観察したのでした。
野球は結構何もしない時間の多いスポーツだと思います。
たとえば、守っているとき、ボールが飛んで来ずに何もしなくてもすんでしまう時間があります。ランナーに出たときなんかもそうです。ボールデットになって、次のプレイがかかるまでの時間なんていうのは、それこそ手持ち無沙汰にもほどがあるでしょう。
そう、ボーっとできる時間がたくさんあるスポーツです。ボーっとしたり、空を見たり、砂遊びをしたりの誘惑の多いスポーツです。試合にでている選手でもそんな時間がたくさんあります。
だから、ある程度の時間野球に集中できず、すぐにボーっとして、野球以外の世界に紛れ込んでしまう子は、集中力の面で試合にでる準備がまだできていないと感じます。
試合に出したとしても、見ていて心配でなりません。
いつ大事な場面で、ボーっとしているせいで失敗をしてしまうかわからないからです。
もちろん、ずっと集中しつづけることなんてできるわけが無いので、上手にプレイの合間に息を抜きながら要所でちゃんと集中することになるわけですが、これは試合にでるための大事な能力だと思います。
短い時間しか集中できず、一度他の世界にいったらすぐには試合の中に戻ってこれない子は、長い時間試合に出せないと思います。
これがサッカーだとそんなに切れ間がないので、きっとサッカーに対する集中が切れても、他の世界に行くほどの時間はないでしょうから、すぐにサッカーの中に戻って気安いと思います。
一所懸命がんばって取ろうとしたけど取れなかった、、、これは、私はしょうがないと思います。
でも、取れるボールをボーっとしていて見てなかったせいで取れなかったとしたら、、、
それはつらいです。
ですので、今回、
ちゃんと試合観戦ができた(もちろんいたずら書きやおしゃべりはありますが、試合が盛り上がって周りの観客から声があがったりすると試合観戦にちゃんと戻りました)うちの小さい子達はたいしたもんです。
野球は見ても楽しいことが、見ることでも上手になれること、勉強になることもわかってくれたかもしれません。
これをきっかけにもっと野球にはまってくれたら最高です。
追伸、泥団子が3個できていました。。。。