
江戸東京たてもの園で開催されている
『ジブリの立体建造物展』を見に行って来ました。
江戸東京博物館の『思い出のマーニー×種田陽平展』と同時開催中。
ジブリ作品に登場する建物にスポットを当てた展覧会で、映画に登場する建物のスケッチや設定資料や立体作品等がたくさん展示されていました。
●『アルプスの少女ハイジ』(監督/高畑勲)のアルムの山のジオラマ
●『千と千尋の神隠し』 (監督/宮崎駿)の立体模型
等、大きい上に細かい所まで作り込んでいてとても見応えがありました。
特にアルムの山の勾配が思ったよりすごかったです。
あれは疲れる…。
美術資料も興味深くておもしろかったです。
間取りを見るの好き。特に他所のお宅(笑)
図録も購入しました。
そして、もう1つ楽しみにしていた物が屋外で常設展示中の復元建造物。
江戸時代から昭和初期までの建物等が移築されているそうです。
センターゾーン→西ゾーン→東ゾーンの順で見て回っていました。
西ゾーンにある“綱島家(農家)”だったか“吉野家(農家)”だったか土間に木枠で囲まれた囲炉裏があって、
私 :「(?_?)いろり?」
ボランティアガイドさん:「囲炉裏ですよ。
何で土間に囲炉裏があると思います?」
私 :「何でですか?」
ボランティアガイドさん:「そこ(木枠の横)に取っ手があるでしょ?」
私 :「え?あぁ、ありますね。」
「ここは寄り合い所にもなってたらしくて、
みんなが集まった時に中央に移動して囲えるようにと
移動式の囲炉裏になってるんですよ。」
私 :「へぇ、
だから土間にも(※)あったんですね。
何で土間に囲炉裏があるのかと思った。」
※板敷きの座敷にも囲炉裏がありました。
その他、茅葺きの建物は“八王子千人同心組頭の家”を含めて3棟あり、かまどや囲炉裏に火が入っていました。
その後、同じく西ゾーンにある“デ・ラランデ邸”で昼食を食べたかったのですが、お昼時で混んでいて断念…。
1階部分と屋外テラス部分がカフェ「武蔵野茶房」、2階部分も通常通りの見学ができるようになっています。
赤い屋根と白い壁のかわいい建物でした。
東ゾーンにある武居三省堂(文具店)と花市生花店の並びはテレビ等で見た事があって、実物を見たかった建物の1つです。
その奥にある子宝湯(銭湯)も昔ながらというイメージそのままでした。
その後、同じく東ゾーンにある“店蔵型休憩棟”内で昼食を食べました。
1階が無料休憩所、2階が食べ物処「蔵」となっています。
私が行った時は手打ちうどんやさんだったのですが、9月23日(火・祝)までとなっていたので期間によって店舗が変わるのでしょうか?
ちなみに今週は十五夜があったという事で“月見うどん”を食べました。

左:店蔵型休憩棟、中央:武居三省堂、右:花市生花店
西ゾーンの“三井八郎右衞門邸”とセンターゾーンの“高橋是清邸”等は、やはり大きくて迷いかけました(笑)
でも、もし今度から外国の方に東京のオススメスポット聞かれた時は、この“江戸東京たてもの園”をオススメしよう。
それくらい楽しかったです☆
『ジブリの立体建造物展』
2014年7月10日(木)~12月14日(日)
江戸東京たてもの園(東京都小金井市)
URL: http://tatemonoen.jp