-------前回までのあらすじ------
新しいベース用ヘッドホンアンプをさがすことにした
------前回までのあらすじ終了------
というわけで、今回の条件はおおざっぱに言って以下の3つ。
・あんまりおっきくないやつ
・なんかiPhoneとか電子メトロノームつなげるやつ
・できるだけ頑丈なやつ
何かとても頭悪そうですが、実際こんな感じだからしょうがない。まぁとにかく「ベース ヘッドホン アンプ」で検索してみました。ところが、amPlugの他には思ったほど出てきません。日本の住宅事情から考えて、自宅に大口径のベースアンプ置いてブンブン鳴らせるような人は希少種でしょうから、この手の商品ってけっこう種類あるんじゃないかと踏んでいた俺の目論見は、見事に外れ。
よく考えたら、AUX IN端子のあるベースアンプであれば、通常の使用方法もできつつ「外部機器つないでヘッドホンで練習」って目的にも使えますから、amPlugじゃ満足できないよーって人は、普通のアンプ買いますわな。大は小を兼ねるということか。amPlugがあの価格帯で出てる(出さざるを得ない)のはきっとそういうことなんでしょう。
それなら、自分もなるべく場所を取らないコンパクトな1万円~2万円くらいのベースアンプ買ったほうがいいのかなぁ…なんてプラン変更も考えつつ探してると、Phil Jones Bassの「BIGHEAD」という製品を発見。BIGHEAD…頭でっかち? 僕のことかな?
Phil Jones Bassというのは、フィル・ジョーンズさんという人(ベーシスト兼電気技術者)が、「俺の気に入るベースアンプがないから作ってしまえ」と立ち上げたブランド。その名の通りベースに特化した音(製品)作りをするメーカー、だそうです。調べた限りでは。
そんなPJBが出してるヘッドホンアンプ。例の通り音とかは特にこだわりがないので、今回の「ポイント」を押さえているかどうかで判断しますが、まずは大きさ。W65mm x D135mm x H25mmとのことですので、「厚さのあるiPhone6」といった感じですかね。充分にコンパクト。
当然AUX IN端子も搭載されてて、ジャック部分もしっかりナット止めされて動かないようになってるので、ここに多少負荷がかかっても端子ごと壊れるってことはなさそう。筐体も金属なので耐久性もありそうですね。
しかもバッテリー内蔵というのはありがたい。amPlugは乾電池使用で、電池の入れ替えが案外めんどくさかったので。というよりは、電池交換なんて別に大した手間じゃないし、エネループ使用なので電池代がかさむなどもないんですが、練習中に突然断末魔の悲鳴とともに電池が力尽きると、割と興が削がれてしまうのですよね。
その点、充電式なら電池の入れ替え必要ないので楽です。連続使用は8時間とのこと。もっとも、充電池は使ってるうちにどうしても性能が落ちてくるので、何年か使ったら部品自体は平気でもバッテリーがへたっちゃう可能性もあるのですけどね。
で、気になるお値段は、税込で24,300円。むぅ、さすがにそこそこいいお値段するな。ネット通販だともっと安いところもありますが、この手の商品は壊れたときの保証などを考えると、多少割高でもリアル店舗で買ったほうが面倒が少ないですからね。帰りに寄れるところで取り扱ってる店をさがすと、池袋のイシバシ楽器かロックハウスイケベに置いてるみたいです。
ポイント目当てだとイシバシなんですが、イケベだと同じPJBから出てる低音専用のヘッドホンH850とのセットが税込31,800円で出てました。
むむ。このH850、前から気にはなってたんだよな。
というのも、バンド楽器やってるとどうしても避けて通れないのが、既存の曲の音を採って楽譜を起こす、いわゆる「耳コピ」です。気に入った曲のバンドスコアが出ているとは限らない…というかアニソンだと楽譜が出ているほうがまれですので、「この曲かっこいい! やってみたい!」となると、まずその曲の楽譜を作ることから始めないといけないのです。
ベースやる前から編曲のまねごとはやっていたので(やっていたのはアニソンやゲーム音楽などの管弦楽へのアレンジですが)すが、昔から「低音域が聴き取りづらい」ことが悩みのタネでしてね。低音域というのはただでさえ音程が掴みにくいのに、自分は絶対音感がないので。
なので、低音採る時だけイコライザーで低音を上げてみたり、低音採る時だけドンシャリな安ヘッドホンを使ったりしていたのですが(普段は城下工業のSW-HP10を使用)、音は聞こえるものの輪郭もぼやけてしまうので、あまり聴き取りやすくはなりませんでした。
ベース練習のための楽譜を作るとなれば、ベースラインの音取りはもっと捗るようにしたい。なので、この「ベーシストのために作られた」というH850は気になってはいたんです。
また、BIGHEADもベース用のヘッドホンアンプだけじゃなく、PCにUSBでつないでオーディオインターフェースとしても使えるらしいです。その場合ももちろん低音の再生能力は発揮されるそうですから、H850と組み合わせれば、非常に使えそうな感じがします。わからんけど。
H850は単体だとイケベの店頭価格で10,800円、ネット通販の安いところでも8,000円以上はしますから、それが7,500円で買えるならお得。
というわけでイケベに決定。早速帰りに寄ってみました。
ところが、BIGHEADの通常モデルの在庫がなく、通常より1,000円高い限定モデル(赤)しかないとのこと。セットがいいというと、限定版とのセット販売はしていないが、同時なら税込34,560円でお売りできます、とのこと。
うーむ。予定よりも3,000円弱高くなったとはいえ、それでも通常モデルとH850をバラで買うよりは若干なりとも安いし、「限定」という言葉には実に弱いので、まぁいいか。赤いからといって3倍速く弾けるようになるわけではないけど。
ヘッドホンH850とベースアンプBIGHEAD。
けっこうコンパクトです。
使用感はまた改めて。なお、このBIGHEAD購入で再びハイレゾウォークマンが遠のいたことをご報告しておきます。
新しいベース用ヘッドホンアンプをさがすことにした
------前回までのあらすじ終了------
というわけで、今回の条件はおおざっぱに言って以下の3つ。
・あんまりおっきくないやつ
・なんかiPhoneとか電子メトロノームつなげるやつ
・できるだけ頑丈なやつ
何かとても頭悪そうですが、実際こんな感じだからしょうがない。まぁとにかく「ベース ヘッドホン アンプ」で検索してみました。ところが、amPlugの他には思ったほど出てきません。日本の住宅事情から考えて、自宅に大口径のベースアンプ置いてブンブン鳴らせるような人は希少種でしょうから、この手の商品ってけっこう種類あるんじゃないかと踏んでいた俺の目論見は、見事に外れ。
よく考えたら、AUX IN端子のあるベースアンプであれば、通常の使用方法もできつつ「外部機器つないでヘッドホンで練習」って目的にも使えますから、amPlugじゃ満足できないよーって人は、普通のアンプ買いますわな。大は小を兼ねるということか。amPlugがあの価格帯で出てる(出さざるを得ない)のはきっとそういうことなんでしょう。
それなら、自分もなるべく場所を取らないコンパクトな1万円~2万円くらいのベースアンプ買ったほうがいいのかなぁ…なんてプラン変更も考えつつ探してると、Phil Jones Bassの「BIGHEAD」という製品を発見。BIGHEAD…頭でっかち? 僕のことかな?
Phil Jones Bassというのは、フィル・ジョーンズさんという人(ベーシスト兼電気技術者)が、「俺の気に入るベースアンプがないから作ってしまえ」と立ち上げたブランド。その名の通りベースに特化した音(製品)作りをするメーカー、だそうです。調べた限りでは。
そんなPJBが出してるヘッドホンアンプ。例の通り音とかは特にこだわりがないので、今回の「ポイント」を押さえているかどうかで判断しますが、まずは大きさ。W65mm x D135mm x H25mmとのことですので、「厚さのあるiPhone6」といった感じですかね。充分にコンパクト。
当然AUX IN端子も搭載されてて、ジャック部分もしっかりナット止めされて動かないようになってるので、ここに多少負荷がかかっても端子ごと壊れるってことはなさそう。筐体も金属なので耐久性もありそうですね。
しかもバッテリー内蔵というのはありがたい。amPlugは乾電池使用で、電池の入れ替えが案外めんどくさかったので。というよりは、電池交換なんて別に大した手間じゃないし、エネループ使用なので電池代がかさむなどもないんですが、練習中に突然断末魔の悲鳴とともに電池が力尽きると、割と興が削がれてしまうのですよね。
その点、充電式なら電池の入れ替え必要ないので楽です。連続使用は8時間とのこと。もっとも、充電池は使ってるうちにどうしても性能が落ちてくるので、何年か使ったら部品自体は平気でもバッテリーがへたっちゃう可能性もあるのですけどね。
で、気になるお値段は、税込で24,300円。むぅ、さすがにそこそこいいお値段するな。ネット通販だともっと安いところもありますが、この手の商品は壊れたときの保証などを考えると、多少割高でもリアル店舗で買ったほうが面倒が少ないですからね。帰りに寄れるところで取り扱ってる店をさがすと、池袋のイシバシ楽器かロックハウスイケベに置いてるみたいです。
ポイント目当てだとイシバシなんですが、イケベだと同じPJBから出てる低音専用のヘッドホンH850とのセットが税込31,800円で出てました。
むむ。このH850、前から気にはなってたんだよな。
というのも、バンド楽器やってるとどうしても避けて通れないのが、既存の曲の音を採って楽譜を起こす、いわゆる「耳コピ」です。気に入った曲のバンドスコアが出ているとは限らない…というかアニソンだと楽譜が出ているほうがまれですので、「この曲かっこいい! やってみたい!」となると、まずその曲の楽譜を作ることから始めないといけないのです。
ベースやる前から編曲のまねごとはやっていたので(やっていたのはアニソンやゲーム音楽などの管弦楽へのアレンジですが)すが、昔から「低音域が聴き取りづらい」ことが悩みのタネでしてね。低音域というのはただでさえ音程が掴みにくいのに、自分は絶対音感がないので。
なので、低音採る時だけイコライザーで低音を上げてみたり、低音採る時だけドンシャリな安ヘッドホンを使ったりしていたのですが(普段は城下工業のSW-HP10を使用)、音は聞こえるものの輪郭もぼやけてしまうので、あまり聴き取りやすくはなりませんでした。
ベース練習のための楽譜を作るとなれば、ベースラインの音取りはもっと捗るようにしたい。なので、この「ベーシストのために作られた」というH850は気になってはいたんです。
また、BIGHEADもベース用のヘッドホンアンプだけじゃなく、PCにUSBでつないでオーディオインターフェースとしても使えるらしいです。その場合ももちろん低音の再生能力は発揮されるそうですから、H850と組み合わせれば、非常に使えそうな感じがします。わからんけど。
H850は単体だとイケベの店頭価格で10,800円、ネット通販の安いところでも8,000円以上はしますから、それが7,500円で買えるならお得。
というわけでイケベに決定。早速帰りに寄ってみました。
ところが、BIGHEADの通常モデルの在庫がなく、通常より1,000円高い限定モデル(赤)しかないとのこと。セットがいいというと、限定版とのセット販売はしていないが、同時なら税込34,560円でお売りできます、とのこと。
うーむ。予定よりも3,000円弱高くなったとはいえ、それでも通常モデルとH850をバラで買うよりは若干なりとも安いし、「限定」という言葉には実に弱いので、まぁいいか。赤いからといって3倍速く弾けるようになるわけではないけど。
ヘッドホンH850とベースアンプBIGHEAD。
けっこうコンパクトです。
使用感はまた改めて。なお、このBIGHEAD購入で再びハイレゾウォークマンが遠のいたことをご報告しておきます。

