ずいぶん久しく書いてませんでしたが、今回はおうちのことではなくベースの話。
気がついたらベース始めて1年半以上が経っていました。ここをご覧になっている方(別に誰も見てないと思うけど)は「もう飽きたか?」なんて思われてるかもしれませんが、ちゃんと続けていますよ。まぁだからといって上達したかと言われると、すっと目を逸らすしかないのですが。
何しろ相変わらず曲のレパートリー増えてませんからね。今練習してる「どんなときもずっと」がクッソ難しいこと、練習時間も1日30分程度しか取れず、その多くを基礎練習に充ててるってのも理由としてありますし、始めたての頃から比べればそりゃあ少しは上達してるんですけど、1年半以上ほぼ毎日練習しててその程度なの? バカなの死ぬの? って感じではありますよね。この言い回しもすっかり懐かしいレベルだなぁ。
で、まぁそんな状況なのですが、最近、練習していくうちに気づいたことがありまして。自分が買ったベース、前にも書いたとおりFender JapanのJB62なんですけど、各弦のローフレットからハイフレットまでを順番に4本指で弾いていくような基礎練習をやっていくと、4弦の19フレットに小指が届かないんです。
程度の差はあれど、自分も含めた多くの人の小指は中指や薬指に比べて短いので、ベースの一番低い弦を小指で押さえるためには、ネックを押さえている親指を支点にして手首を手前に回り込ませるようにしないといけません。ところが、ハイフレットでそれをやろうとすると、ボディーの出っ張り(下図参照)に手首が引っかかってしまい、小指が届くまで回り込ませられないのです。
仕方がないので4弦の19~20フレットを押さえるときは親指をネックから外していたのですが、教則本についていたDVDを見てみても、そんな弾き方はしておらず、親指をネックに置いたまま普通に小指で4弦19フレットを弾いています。自分の小指が短いのかと思いましたが、薬指の第一関節までの長さはあるので、まぁ普通ですよね。少なくとも短くはない。つーか、親指外さなければ薬指ですらギリギリ届いてる感じなので、そうすると小指も薬指並の長さがないと届かないってことじゃん。そんな人類は滅多にいないと思うけど。
これみんなどうしてるんだろう…。
中にはほんとびっくりするくらい小指の長い人はいますけどね。でも世の中の大多数の人はそうじゃない。とりあえず身近にいる人の手も見せてもらったりしましたけど、みんなそんなに小指長くない。あと娘の左手の薬指が中指とほぼ同じくらい長いってことはわかった。つまり何もわからない。
ネットで調べてみても、「手が小さくて届かせるのが大変」という悩みはあれど、親指を外して弾いてます、みたいな事例は見当たらず。自分の手、ピアノ弾くときも楽に10度届くので、多分大きいほうの部類のはず。じゃあなんで? なんで届かないの? 月がとっても青いから?
で、気づいたんです。ひょっとして指が短いというわけじゃなくて、「手首が引っかかる」ほうが問題なのでは? と。1年半も経って。
そういえば、思い当たる節がある。昔から母親や周りの人から「あんたの手のひらって厚いよね」って言われてたんです。まぁ確かに人より少しは厚めかも知れないけど、だとしても大げさに言ってるだけだろう、と大して気にもとめてなかったんですよね。でもよく考えてみれば、足も厚みがあって幅もあるので、いつも合う靴がなかなかなくて苦労はしてる。そうすると、実は手のひらも同じように規格外なのかも…。
だとすると、手首が引っかかるってのも、ネックを押さえる手のひらが厚すぎるため、本来なら手首が自由になるスペースまで奪ってしまってるが原因? ってことは、もしかしてこの楽器、自分には合ってない…というか楽器が「物理的に」合わないなんてあるとは思わなかった。
もちろん楽器は何も悪くないんです。全ては俺の手が悪いんです。
まぁ4弦のハイフレットなんて滅多に使わないとはいえ、それがわかった以上、基礎練習もままならないこの楽器で練習を続ける意味はあまりないってことだよなぁ。
そう考えると、楽器を買い換えようという欲望がむくむくとわき起こってくるわけです。
つっても、買い換えるのはいいとしても(いいのかよ)、世に出てるベースって(自分のもそうですが)フェンダーのジャズベースのコピーモデルが多いので、そうするとどれ買っても同じ問題にぶち当たる可能性が高い。まぁ全部が全部まったく同じ形ってわけでもないんでしょうけど、別にそうまでしてジャズベースにこだわってるわけでもないんで、それなら思い切って5弦ベースというのはどうだろう。
もともとベースを買った目的が「ラブライブ!」の曲をやりたかったからなんですけど、バンドスコア見てたら5弦を使う曲も何曲かあるんですよね。そんなわけでそのうち5弦も欲しいなぁと思ってたところだし、だったらこのタイミングで買うのもありかなと。いや、ありでしょ。きっとありだ。
というわけでまずは購入を前提に条件設定。まず予算は税込で7万円~8万円くらい。まぁ現在使えるお金がこれくらいだからってのが大きいのですが、今使ってるJB62を新品で買うとしたらだいたいそれくらいの値段なので、というのも理由。今回はできれば新品にしようと考えていますが、このくらい出せばどこのメーカーでもある程度しっかりした作りのものが買える、はず。
ただ、ベースを2本持つ余裕はさすがにないので、今回は今使ってるベースを下取りに出すことに。中古で税込29,800円で買ったものなので、下取り価格をその半額と予想、その分を加えて9万5千円まではアリとしました。まぁそこまで行けばだいたい10万ですね。ちなみに原資はハイレゾウォークマン買おうと思って貯めてたお金だ。さようならZX。
で、今回の最重要問題である「低弦のハイフレットに小指が届くかどうか」、こればっかりは実際に弾いてみないとわかりませんので、お店に在庫があること。当然試奏が前提なので、たとえば大阪のお店に1本だけあるというのもアウト。音については正直わからんのでこだわりはありません。そもそも人前で披露する予定もないしな。
よし、条件は揃った。あとは楽器選びだ!
つづく。
気がついたらベース始めて1年半以上が経っていました。ここをご覧になっている方(別に誰も見てないと思うけど)は「もう飽きたか?」なんて思われてるかもしれませんが、ちゃんと続けていますよ。まぁだからといって上達したかと言われると、すっと目を逸らすしかないのですが。
何しろ相変わらず曲のレパートリー増えてませんからね。今練習してる「どんなときもずっと」がクッソ難しいこと、練習時間も1日30分程度しか取れず、その多くを基礎練習に充ててるってのも理由としてありますし、始めたての頃から比べればそりゃあ少しは上達してるんですけど、1年半以上ほぼ毎日練習しててその程度なの? バカなの死ぬの? って感じではありますよね。この言い回しもすっかり懐かしいレベルだなぁ。
で、まぁそんな状況なのですが、最近、練習していくうちに気づいたことがありまして。自分が買ったベース、前にも書いたとおりFender JapanのJB62なんですけど、各弦のローフレットからハイフレットまでを順番に4本指で弾いていくような基礎練習をやっていくと、4弦の19フレットに小指が届かないんです。
程度の差はあれど、自分も含めた多くの人の小指は中指や薬指に比べて短いので、ベースの一番低い弦を小指で押さえるためには、ネックを押さえている親指を支点にして手首を手前に回り込ませるようにしないといけません。ところが、ハイフレットでそれをやろうとすると、ボディーの出っ張り(下図参照)に手首が引っかかってしまい、小指が届くまで回り込ませられないのです。
仕方がないので4弦の19~20フレットを押さえるときは親指をネックから外していたのですが、教則本についていたDVDを見てみても、そんな弾き方はしておらず、親指をネックに置いたまま普通に小指で4弦19フレットを弾いています。自分の小指が短いのかと思いましたが、薬指の第一関節までの長さはあるので、まぁ普通ですよね。少なくとも短くはない。つーか、親指外さなければ薬指ですらギリギリ届いてる感じなので、そうすると小指も薬指並の長さがないと届かないってことじゃん。そんな人類は滅多にいないと思うけど。
これみんなどうしてるんだろう…。
中にはほんとびっくりするくらい小指の長い人はいますけどね。でも世の中の大多数の人はそうじゃない。とりあえず身近にいる人の手も見せてもらったりしましたけど、みんなそんなに小指長くない。あと娘の左手の薬指が中指とほぼ同じくらい長いってことはわかった。つまり何もわからない。
ネットで調べてみても、「手が小さくて届かせるのが大変」という悩みはあれど、親指を外して弾いてます、みたいな事例は見当たらず。自分の手、ピアノ弾くときも楽に10度届くので、多分大きいほうの部類のはず。じゃあなんで? なんで届かないの? 月がとっても青いから?
で、気づいたんです。ひょっとして指が短いというわけじゃなくて、「手首が引っかかる」ほうが問題なのでは? と。1年半も経って。
そういえば、思い当たる節がある。昔から母親や周りの人から「あんたの手のひらって厚いよね」って言われてたんです。まぁ確かに人より少しは厚めかも知れないけど、だとしても大げさに言ってるだけだろう、と大して気にもとめてなかったんですよね。でもよく考えてみれば、足も厚みがあって幅もあるので、いつも合う靴がなかなかなくて苦労はしてる。そうすると、実は手のひらも同じように規格外なのかも…。
だとすると、手首が引っかかるってのも、ネックを押さえる手のひらが厚すぎるため、本来なら手首が自由になるスペースまで奪ってしまってるが原因? ってことは、もしかしてこの楽器、自分には合ってない…というか楽器が「物理的に」合わないなんてあるとは思わなかった。
もちろん楽器は何も悪くないんです。全ては俺の手が悪いんです。
まぁ4弦のハイフレットなんて滅多に使わないとはいえ、それがわかった以上、基礎練習もままならないこの楽器で練習を続ける意味はあまりないってことだよなぁ。
そう考えると、楽器を買い換えようという欲望がむくむくとわき起こってくるわけです。
つっても、買い換えるのはいいとしても(いいのかよ)、世に出てるベースって(自分のもそうですが)フェンダーのジャズベースのコピーモデルが多いので、そうするとどれ買っても同じ問題にぶち当たる可能性が高い。まぁ全部が全部まったく同じ形ってわけでもないんでしょうけど、別にそうまでしてジャズベースにこだわってるわけでもないんで、それなら思い切って5弦ベースというのはどうだろう。
もともとベースを買った目的が「ラブライブ!」の曲をやりたかったからなんですけど、バンドスコア見てたら5弦を使う曲も何曲かあるんですよね。そんなわけでそのうち5弦も欲しいなぁと思ってたところだし、だったらこのタイミングで買うのもありかなと。いや、ありでしょ。きっとありだ。
というわけでまずは購入を前提に条件設定。まず予算は税込で7万円~8万円くらい。まぁ現在使えるお金がこれくらいだからってのが大きいのですが、今使ってるJB62を新品で買うとしたらだいたいそれくらいの値段なので、というのも理由。今回はできれば新品にしようと考えていますが、このくらい出せばどこのメーカーでもある程度しっかりした作りのものが買える、はず。
ただ、ベースを2本持つ余裕はさすがにないので、今回は今使ってるベースを下取りに出すことに。中古で税込29,800円で買ったものなので、下取り価格をその半額と予想、その分を加えて9万5千円まではアリとしました。まぁそこまで行けばだいたい10万ですね。ちなみに原資はハイレゾウォークマン買おうと思って貯めてたお金だ。さようならZX。
で、今回の最重要問題である「低弦のハイフレットに小指が届くかどうか」、こればっかりは実際に弾いてみないとわかりませんので、お店に在庫があること。当然試奏が前提なので、たとえば大阪のお店に1本だけあるというのもアウト。音については正直わからんのでこだわりはありません。そもそも人前で披露する予定もないしな。
よし、条件は揃った。あとは楽器選びだ!
つづく。