現在の状況
・45cmスリム水槽(約15リットル):金魚(和金)2匹
・小型水槽(約3.8リットル):アカヒレ2匹
・小型水槽(約4リットル):隔離用
・金魚鉢:空
空の金魚鉢を再利用する予定が、水槽だけ増えて金魚鉢は空のまま、というアホみたいな状態になっているわけですが、とりあえずアカヒレが観賞しやすくなりました。だって観賞魚ですもんね。観賞するのが目的ですからね。
と、状況については無理矢理納得するとして、今までの金魚鉢じゃどう頑張っても2匹しか飼えない容量だったけど、今の水槽は3.8リットルと、濾過フィルタなしでもあと1~2匹は飼える容量です。フィルタを入れれば倍くらいまでは大丈夫ですから、どうせならアカヒレ繁殖させることも出来るじゃないかと。なるほど、繁殖されるためにあえて金魚鉢を辞めたのだ。このポジティブ志向が自分の持ち味。
そんなわけでアカヒレの繁殖に挑戦しようと思ったわけですが、うちの2匹はまだ小さいので、オスとメスどっちなのかわかりません。確率論から言うと、うちの2匹が綺麗にオスとメスに分かれている確率は…えーと、なんだ。いくつだ。
ショップの水槽にオスとメスが同数ずついると仮定して、それをランダムに掬った場合、まず1匹目がオスまたはメスである確率が1/2、2匹目を掬ってオスの確率もメスの確率も1/2。1/2と1/2を掛けて1/4…と言いたいところですが、この場合求めたいのは「1匹目と2匹目が違う性別である確率」であり、オス/メスとメス/オスはどちらでもかまわないので、1/2が正解となりますね。ついでに言えば「1匹目と2匹目が同じ性別である確率」も同じ1/2で、確率としては半々。低くはないけど高くもない微妙なラインです。もう一声欲しいところですね。
なのでそこにさらに1匹追加することにしました。これなら先の2匹とあとの1匹の組み合わせとして、「先の2匹が同じ性別である場合、さらに追加の1匹が同じ性別である場合のみ」がアウトということになり、「同じ性別しかいない」確率はグッと低くなります。そんなわけで早速ショップに行って1匹購入。水合わせしてからお仲間となりました。まぁどっちにしてもみんなまだまだ小さいので、繁殖できるようになるにはまだしばらく時間はかかるでしょうが、産卵床となる水草も育てながらなので気長につきあっていこうと思います。水草についてはまた別途書きます。
そんなわけで、金魚が2匹にアカヒレ3匹となった我が家の水槽。金魚は水槽が立ち上がってからは順調そのもので、週に1度の水替えを継続していますが、定期的な水質検査は問題なし、濁りや悪臭もなく、ももちゃんはもちろんぺすけも元気によく食べ、よくフンをしています。アカヒレは濾過装置をつけてないのと、また水槽を立ち上げたばかりなので水替えは週に2度にしていましたが、ひとまずは3匹とも元気に過ごしています。縄張り意識がけっこう強いみたいで、大中小と3匹いるうち一番大きいのがよく他の2匹を追い回していますが、おおむね順調な感じでした。
そうして半月ほど経ったある日のことでした。いつものように会社から家に帰って部屋で着替えていると、娘が何やら紙を持って自分のところにやってきました。見ると、娘の通っている保育園のお祭りのチラシです。毎年地域を巻き込んで割と大々的にやっているお祭りなのですが、それが何か? と思って見ると、娘はチラシの端っこを指さしています。そこに書いてあるのは「メダカプレゼント券」。
現在娘の通っている保育園では認可を受けるために園舎を建て替えなければならず、その資金集めに奔走しているのですが、その一環なのか、このお祭りでも地元商店街にスポンサーになってもらったようです。その中に観賞魚屋さんもあって、キャンペーンとしてこのチラシを切り取って持って行くと、先着50名にメダカをくれる段取りになってる模様。それはともかく、わざわざそれをオレに見せたということは…。
「…メダカ、飼いたいの?」
うなずく娘。
ふむ、とちょっと考えるオレ。
メダカを飼うとなると金魚と一緒には入れられない(メダカがいじめられるし、最悪食べられたりする)ので、そうするとアカヒレと一緒に入れるしかなさそうだけど、まぁ1匹くらいなら濾過なしでもまだ余裕はあるか…。よし、じゃあ週末もらいに行こうねと娘と約束。
そして週末に娘を連れて件の観賞魚屋さんへ行き、お店のおばちゃんに切り取った「引換券」を渡すと、おばちゃんは網と袋を持っていそいそと水槽からメダカを掬ってくれたのですが、その時初めて、オレは自分が大いなる勘違いをしていたことを知りました。
「はい、じゃあ、メダカ3匹ね」
なんですと?
ちょっと待て。3匹は想定してなかったぞ…とはいえ今更断るわけにもいかず、帰りの道すがら何食わぬ顔で袋の中で泳いでいるメダカ3匹の処遇を考慮。アカヒレ水槽にメダカ3匹はさすがに多いし、かといって金魚鉢でも3匹は多い。もちろんやってダメということはないんでしょうけど、やってみてやっぱりダメでした、というのではさすがに魚がかわいそうですし。ひとまずは…やっぱ隔離用の水槽に入れるしかないか…。
というわけで、この間買ってきたばかりの新しい隔離用水槽までが埋まり、金魚水槽、アカヒレ水槽。メダカ水槽。あまりにも残念な状況が出来上がってしまいました。
ダメだこれ、早くなんとかしないと…。
・45cmスリム水槽(約15リットル):金魚(和金)2匹
・小型水槽(約3.8リットル):アカヒレ2匹
・小型水槽(約4リットル):隔離用
・金魚鉢:空
空の金魚鉢を再利用する予定が、水槽だけ増えて金魚鉢は空のまま、というアホみたいな状態になっているわけですが、とりあえずアカヒレが観賞しやすくなりました。だって観賞魚ですもんね。観賞するのが目的ですからね。
と、状況については無理矢理納得するとして、今までの金魚鉢じゃどう頑張っても2匹しか飼えない容量だったけど、今の水槽は3.8リットルと、濾過フィルタなしでもあと1~2匹は飼える容量です。フィルタを入れれば倍くらいまでは大丈夫ですから、どうせならアカヒレ繁殖させることも出来るじゃないかと。なるほど、繁殖されるためにあえて金魚鉢を辞めたのだ。このポジティブ志向が自分の持ち味。
そんなわけでアカヒレの繁殖に挑戦しようと思ったわけですが、うちの2匹はまだ小さいので、オスとメスどっちなのかわかりません。確率論から言うと、うちの2匹が綺麗にオスとメスに分かれている確率は…えーと、なんだ。いくつだ。
ショップの水槽にオスとメスが同数ずついると仮定して、それをランダムに掬った場合、まず1匹目がオスまたはメスである確率が1/2、2匹目を掬ってオスの確率もメスの確率も1/2。1/2と1/2を掛けて1/4…と言いたいところですが、この場合求めたいのは「1匹目と2匹目が違う性別である確率」であり、オス/メスとメス/オスはどちらでもかまわないので、1/2が正解となりますね。ついでに言えば「1匹目と2匹目が同じ性別である確率」も同じ1/2で、確率としては半々。低くはないけど高くもない微妙なラインです。もう一声欲しいところですね。
なのでそこにさらに1匹追加することにしました。これなら先の2匹とあとの1匹の組み合わせとして、「先の2匹が同じ性別である場合、さらに追加の1匹が同じ性別である場合のみ」がアウトということになり、「同じ性別しかいない」確率はグッと低くなります。そんなわけで早速ショップに行って1匹購入。水合わせしてからお仲間となりました。まぁどっちにしてもみんなまだまだ小さいので、繁殖できるようになるにはまだしばらく時間はかかるでしょうが、産卵床となる水草も育てながらなので気長につきあっていこうと思います。水草についてはまた別途書きます。
そんなわけで、金魚が2匹にアカヒレ3匹となった我が家の水槽。金魚は水槽が立ち上がってからは順調そのもので、週に1度の水替えを継続していますが、定期的な水質検査は問題なし、濁りや悪臭もなく、ももちゃんはもちろんぺすけも元気によく食べ、よくフンをしています。アカヒレは濾過装置をつけてないのと、また水槽を立ち上げたばかりなので水替えは週に2度にしていましたが、ひとまずは3匹とも元気に過ごしています。縄張り意識がけっこう強いみたいで、大中小と3匹いるうち一番大きいのがよく他の2匹を追い回していますが、おおむね順調な感じでした。
そうして半月ほど経ったある日のことでした。いつものように会社から家に帰って部屋で着替えていると、娘が何やら紙を持って自分のところにやってきました。見ると、娘の通っている保育園のお祭りのチラシです。毎年地域を巻き込んで割と大々的にやっているお祭りなのですが、それが何か? と思って見ると、娘はチラシの端っこを指さしています。そこに書いてあるのは「メダカプレゼント券」。
現在娘の通っている保育園では認可を受けるために園舎を建て替えなければならず、その資金集めに奔走しているのですが、その一環なのか、このお祭りでも地元商店街にスポンサーになってもらったようです。その中に観賞魚屋さんもあって、キャンペーンとしてこのチラシを切り取って持って行くと、先着50名にメダカをくれる段取りになってる模様。それはともかく、わざわざそれをオレに見せたということは…。
「…メダカ、飼いたいの?」
うなずく娘。
ふむ、とちょっと考えるオレ。
メダカを飼うとなると金魚と一緒には入れられない(メダカがいじめられるし、最悪食べられたりする)ので、そうするとアカヒレと一緒に入れるしかなさそうだけど、まぁ1匹くらいなら濾過なしでもまだ余裕はあるか…。よし、じゃあ週末もらいに行こうねと娘と約束。
そして週末に娘を連れて件の観賞魚屋さんへ行き、お店のおばちゃんに切り取った「引換券」を渡すと、おばちゃんは網と袋を持っていそいそと水槽からメダカを掬ってくれたのですが、その時初めて、オレは自分が大いなる勘違いをしていたことを知りました。
「はい、じゃあ、メダカ3匹ね」
なんですと?
ちょっと待て。3匹は想定してなかったぞ…とはいえ今更断るわけにもいかず、帰りの道すがら何食わぬ顔で袋の中で泳いでいるメダカ3匹の処遇を考慮。アカヒレ水槽にメダカ3匹はさすがに多いし、かといって金魚鉢でも3匹は多い。もちろんやってダメということはないんでしょうけど、やってみてやっぱりダメでした、というのではさすがに魚がかわいそうですし。ひとまずは…やっぱ隔離用の水槽に入れるしかないか…。
というわけで、この間買ってきたばかりの新しい隔離用水槽までが埋まり、金魚水槽、アカヒレ水槽。メダカ水槽。あまりにも残念な状況が出来上がってしまいました。
ダメだこれ、早くなんとかしないと…。
