ある日の朝ごはん
牛肉ときくなの卵とじ
なめことわかめの味噌汁
ぬか漬けだいこん、浅漬け紅だいこん
雑穀ごはん
昨年末から実家に仕掛けたぬか床作戦はうまくいっていて、なかなか良い感じにキープできている。まあ半分は私がメンテナンスしてますが。
スーパーのぬか床のもとで簡単に、
重くならないよう小さめのタッパーで、かぶら、大根、白菜、小松菜が常連になりました。
市販のぬか床を使わなかったうちのぬか漬けよりもおいしく仕上がる。やはりもちは餅屋です。
先日、高齢者のデイサービスというものを紹介してもらえた。
母の友人が介護保険で要支援という認定をもらっていて、認定者が通える体操のデイサービスに通い始め、それがとても楽しいらしく、母にも勧めてきてくれた。
デイサービスなので車の送り迎えがある。
そこに母は釘づけとなり、友人にどうやったらそれに参加できるかを確認してそのとおりにさくさく進め、地域包括支援センターのスタッフさんがすぐに説明にきてくれた。
聞くと、介護保険の認定が必要とのこと。
母はとりあえずは介護が必要とは言えないし、貴重な保険は無駄に使わないようにしないとね、というのが私たちの考えだった。
だけどそのシステムは介護保険の中でしか利用できない。ということは認定の申請をしないとそこには行けない。
なんだか複雑でありましたが、歩きにくい母に送迎がついていて、同じ年代の仲間とその年にあった体操ができる、というのは私にとってもとても魅力的。
さらに親切な提案が、、
認定されるまで、お試しで通うこともできると。
認定されてないのにいけるのか?
とびっくりしながらも、話はさくさく進み、
2、3日後にはデイサービスの送迎車が実家に寄ってくれる手配までできていました。
その日は母はすごいテンションで帰宅した。
楽しかったと、みんなやさしくて、飲み物まで3回も出してもらって、
自分でもできる動きなのも嬉しかったようだ。
甘いものやめてるので、私がからかって
「ヤクルトとかでてきたらどうする〜?」
と笑ってたのだけど、
1度目はコーヒーからほうじ茶、ジュースなどの中から選べて、あとはお白湯がでてきたと。
なんて気の利いた施設。すばらしいー
デイサービスって、寝たきりか、それに近い高齢者が利用するものだと思ってました。
お風呂に入れてもらったあとは、テレビのある広間でお弁当を食べたり、ゲームしたり、、
みんなあまり行きたがらないサービス。
家族の負担が少しでも軽くなるというサービス。
と思ってました。
そんなイメージとはまったく違い、今や高齢者が寝たきりになる前に、そうならないようにサポートをしてくれている。
いろんなたくさんのクリニックや施設がデイサービスを受け付けている。
だけど介護保険の中だけの話。
介護認定が必要。
行政に関係することはなんとなく避けていたのだけど、父の時にもお世話になった包括支援センターのかたの面倒見のよいことに、予想外のありがたさでした。
高齢になるとやはり孤独感がいちばんの敵なのかもしれない。
デイサービスを知ってからの母は、不調は変わらずとも生き返ったようなオーラがある。
教えてくれた友人との電話も多くなり、大きな声で笑っている。
同じ不調があるのにこんなに雰囲気は変わるのだ。
不調に感じ、不調だと口にするのは同じでも、
今の母には安定を感じる。
安定であるために必要なのは、母にとっては何かと繋がっているということ。
誰しもすくなからず、社会との繋がりは大事なのだけれど、、
それだけじゃないでしょ、と娘は厳しい目で見ておりました。
私のこうあるべき、を母に求めてはいけないのだ。
そうすれば楽になるのにー
と思ってたけど、残念ながら母にとってのそれとはちがうのだ。
残念ながら、、、。
こうあるべき、は、私自身がコツコツやればよいのだ。私も気づきをもらえました。
だけどいつかは伝わればよいなと思う。
とにかくそのお友達さんに感謝するばかり〜
いろんなかたに守られている感。
光がひと筋、差してきました。
ありがとうございます
