野球が上手くなるより大切なこと | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

名古屋にあるバッティングスクール「Count23」のブログです。
小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。

コーチの名和です。


私が購読しているメルマガですが、興味深い内容でしたので

共有いたします。



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【勝ち負けより、人間をつくる】

日体大、渡辺公ニ氏の心に響く言葉より…

昨年の4月に指導を頼まれて、まずは2週間という約束で横浜まで、日体大陸上部の練習を見に行きました。

合宿所で一緒に寝泊りしたのですが、選手たちは夜中の12時近くまで起きている。

古い木造二階建ての寮でしたから、話し声が聞こえるんですね。

これじゃいかんと思って、結局そのまま8月いっぱいまで住み込んで、夜10時半消灯、朝5時半起床、これを徹底させました。


また、驚いたのはグランドへ行ったら、立派なオールウェザー(全天候型)なんです。

ところが、もう草が茫々(ぼうぼう)。

「おまえたちは入学してからグランド整備したことあるか?」と聞くと「1回もありません」と。

私は「陸上で一番大事なのはグランド整備。次が生活態度、その次が目標、目的を持った練習なんだ」と言って、毎朝15分間のグランド整備を始めました。


練習メニューは監督に一任して、私は口出ししない。

ただ、態度が悪いとかだらしない時にはとことん注意しました。

学生には煙たがられたと思いますよ。


でも、徐々に記録が伸びていった時に初めて「ああ、先生は僕のこと考えて叱ってくれたんや」と分かってくれたようです。

最初は食堂などで顔を合わせると避けていた学生たちも次第に向こうから声を掛けてくるようになりました。


まあ、もともと力は持っていたと思います。

けれど、だらしない生活で、魂がないような練習しかしてなかった。

そこを変えていったというだけですよ。


選手としての勝ち負けなんか大したことではなくて、部活動は人間をつくるところ、要するに人生の勝利者をつくるところだと思ってきました。

選手として優秀だった人が優秀な人間になるとは限らない。

部活動を通じて謙虚さや素直さ、感謝の気持、責任感や協調性を身につけることができれば、世の中のどこへ行っても通用する。

それが私の指導の根底にありました。


日体大の前は、西脇工業という高校で指導していたのですが、私が赴任した当初、西脇工業は卒業したらみんな就職していました。

ならば必ず箒(ほうき)を握れる人間に育てないかんと。

社会に出たらまず、箒を握って自分の仕事場を掃除する。

仕事が終わったら後にもう一回掃除をして、窓を閉めて帰る。

そうしたらどこへ行っても可愛がられる。

そういう子に育てようと思って部活動を指導してきました。


だから兵庫県一になるとか、日本一になるとか、そんなことは考えていませんでした。

しかし結果として、西脇工業なんか誰も行きたくいと言われていたのに、いまでは地区の中で一番志願者の多い高校になりました。

それも、優秀な生徒が集まってきている。


“弱小チームから日本一への道”

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ここまでーーーーーーーーーーーーーーーーー

規則正しい生活や挨拶などしつけが技術向上に大きく

関係あるというお話しです。



野球に限らず、スポーツ選手には挨拶や礼儀などチームで

指導されていることが多いはずです。



練習さえ真剣に取り組んでいれば技術向上するわけでなく、

練習に取り組む心構えが重要です。



逆に言えば、挨拶や整理線と何度ができない選手は

上手くならないといえます。



スクール生の多くは中学や高校の強豪チームに入っていますが、

入団後、入学後に会うと礼儀正しくなっていたり、身なりが

キッチリしていたり変化が見られます。



強いチームではそのようなしつけがしっかりされている

ことを感じます。



本来しつけは家庭でされることですが、親が言うことを

聞かない子供が多いですし、友だち関係を公言している

親子もいるくらいですから、

家庭でのしつけは難しくなっていると思います。



スクールでも挨拶や返事などは厳しく言っていますが、

それはスクールだけ、チームでだけでなく家庭でも学校、

地域の人に対してもしっかりやってもらいたいと思います。



そこから技術向上に繋がることを忘れないでください。



私の高校時代には野球部に入部したとき、

まずはこれを憶えろと指導されました。



愛工大名電高校 野球部 5項目

礼儀、チームワーク、ファイト、努力、機敏




野球技術はもちろん、挨拶、言葉遣い、礼儀なども

ここで指導しています。