少年野球:スパイクのメンテナンスの重要性 | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

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小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。

コーチの後藤です。


サッカーに比べて野球はお金がかかると言われていると思います。




その原因は、野球は道具がたくさんいるということと、続けていくと
良いものが欲しくなるという傾向があります。




小学生がMIZUNO Pro なんて使っている選手もいますが、私に言わせれば
10年早いです。




「弘法筆を選ばず」といいますが、道具に頼るのはまだまだダメですね。




軟式用バットのビヨンドマックスですが、あなたのお子さんも
使ってませんか?



あれは、私は個人的に野球選手をダメにするバットだと思っています。



どこで打ってもそこそこの飛距離が出てしまいますよね。



そうなると、バットの芯で打とうという意識がなくなって
しまうからです。




今日は野球用品の中でもスパイクについて書いてみます。




練習が終わったらグローブはしっかりと磨くけど…
スパイクまでは磨いてない。




なんて人は多いではないでしょうか?




少年野球の場合にはスパイクは金属ではなく
サッカーのようにイボイボがついているものです。




そのためあまりメンテナンスをする必要もそこまでありません。




しかし、道具のメンテナンスをするということは精神的な充実にも
繋がるのです。




私は基本的によく験担ぎや道具に願いを込めることが多かったです。




例えば、重要な場面で打席に入る時にはいつもあれだけ練習を
一緒にしてきたのだから…



大切にしてるんだから…



といった具合に一方的に願いを込めて「しっかりと働いてくれ!」
といった願いを込めていたのです。




実は、道具のメンテナンスにはそういった気持ちの部分を
大きく左右する効果があります。




普段から道具を大切にしていない人の場合には
大切な場面で道具に気持ちを込めることはしません。




そのため緊張してしまう場面で頼るものがないのです。




グローブを磨く時には「今日も一日お疲れ様でした」という
気持ちを込める。




そして次の日にまた使う時には「今日も1日お願いします」という
気持ちを持つようにしましょう。





そのような考え方をするだけでプレーにも大きく違いが出てきます。




名和コーチは寝るときもバットを握って寝ていたそうです。




ベッドにバットを持ち込むには、泥が付いたままでは布団が汚れ
ますよね。



布団が汚れないように毎日ピカピカに磨いて一緒に寝ていたそうです。




これを社会人野球を引退する30才近くまで
続けていたというのですから驚きです。



さて、スパイクの基本的な手入れですが、まずは全体的にブラシをかけて
砂や土をしっかり落としましょう。




砂などの汚れが十分に落ちたら、靴クリームを塗っていきます。




もしも雨の日の練習でスパイクが濡れてしまった場合には、
靴の中に新聞紙や入れて水気をとり、カラカラになるまで乾かしてから
ブラッシングをしてクリームを塗ります。




スパイクというのは履けば履くほど足に馴染むようになっていきます。




そのため、できる限り長く履けるように手入れを怠らないように
しましょう。





購入したばかりの新品のスパイクというのは
どうしても履き心地が悪いものです。




そのため、現在ではほとんど行われていませんが
新品のスパイクを購入するとチームメイトにスパイクを踏まれていました。




スパイクの硬さを無くすためです。




私はそれが嫌で仕方ありませんでしたが、いつも漏れなく踏まれていました。




それだけスパイクというのは柔軟性を持たせることもできますし、
手入れをしないと履き心地が悪くなるものです。




自分の気持ちを込める意味もありますし、より履き心地の良い
自分の足にフィットしたスパイクにするためにも、
メンテナンスは欠かさないようにしましょう。




当スクールではこのような道具のメンテナンスに関しても
しっかりと指導をさせて頂いています。