コーチの名和です。
野球チームのコーチの役割は監督のサポートで技術指導を行うことがイメージされますが、私たちスクールではコーチはメインの指導者です。
他にも、コーチングというのがあり、人材育成などを目的としていて、ビジネスマンやアスリートなどが個人的に指導を受けて、パフォーマンスをあげることを目的にするものもあります。
私はスクールを始める少し前まで、多くの部下がいる営業部隊を率いていたので、部下の育成のためにコーチングなどのセミナーをいくつも受けて勉強していた時期もありました。
コーチングのコーチの役割は、相手の話をよく聞いた上で、効果的な質問を投げかけ、相手に気付きを与えモチベーションを上げさせながら行動に向かわせ、望む結果や夢、目標の実現に導くことです。
野球選手時代を思い起こすと、コーチングなんてあったものではなく、話しを聞いてもらえるどころか、全て命令で人権さえ認めてもらえませんでした。(笑)
それが体育会系の上下関係、師弟関係でした。(苦笑)
乱暴ですよね。
コーチングのモチベーションを上げさせて行動を起こさせ、夢や目標を実現に向かわせるというスキルは、たくさんの子供たちの指導をあずかる私にとっても必要で、現在、再度勉強中というか、修行させてもらっています。
私の長女は歯科医になるという夢があり、その夢の通過点である受験勉強中です。
とはいえ、私の娘も他の子らと一緒で集中力が持続しない、コツコツ努力するのが苦手ときています。
そんな時、体育会系の私は
「姿勢を正してちゃんと座れ!取り組む姿勢を正さないと頭に入るわけないだろ!」
と頭ごなしに怒鳴ります。
「こんな対応じゃいけないな・・・」
と思いつつ、コーチングとはほど遠い対応でした。
半年ほど前、Facebookで中学の同級生と再会し、彼女は現在はコーチングのトレーナーとして活躍しているということで、娘へのコーチングをお願いしました。
井手さんです。
中学時代はバレー部で、とても明るく人気者でした。
井手さんはCBCラジオやFM愛知で番組を持ち、パーソナリティーを10年ほどやっていたので、ご存じの方も多いのではと思います。
その後、中国の大学に留学して中国語をマスターし、日本企業の現地法人勤務の経験もあるなど、多彩な経歴があります。
そんな彼女のコーチングは明るく雰囲気が良いもので、人見知りしていつも私に頭を押さえつけられて本音を言えない娘ですが、井手さんには心を開いて私たち両親に言えない悩みなどを気軽に打ち明け、娘なりに解決しているようです。
井手さんのコーチングを受けてから、娘が勉強に向かう姿勢が変わったことは、私たち両親にとって大変驚きでした。
叱ったり褒めたり、罰を与えたりご褒美を与えたり、いろんな手段を試みましたが効果は全て最初だけ。
しかし、井手さんとのコーチングを始めてからは自発的に行動を起こします。
この違いは何だろう・・・・・
そう思って井手さんに聞くのですが、「クライアントとの内容は守秘義務があるので明かせません」だそうです。
といっても、将来に関わる重要なことは私たちに教えてくれ、その対処法までアドバイスしてくれます。
あなたがお子さんの野球を上手くさせたいと思えば、私たちスクールのような専門的なところに依頼するように、私も娘の人生を良い方向にと思えば、専門家にお願いします。
オリンピックアスリートやプロ野球選手でも個人的にメンタルトレーナーなどを雇い、夢の実現に協力してもらっています。
子供を産んでしまえば自動的に親になるわけですが、その親となった私は、私の両親からの教育やしつけ、周りの人たちからの影響で育ってきます。
私が教育されてきたこと、影響を受けてきたことが全て良いことで、最適なことだとは言えないと思います。
私が感情的になって子供を叱る。
それは私が子供の頃、自分の母に感情的に叱られたことがありますが、それと同じことをしています。
それが娘にとって良い教育とはかぎりません。
そんな時にどのような対処をすれば良いのか、最良の方法を勉強する必要があります。
あなたのお子さんにも夢があると思います。
親ならその夢を実現させてあげたいですよね。
その夢の実現をお手伝いするのは私たちコーチ陣でもありますが、お子さんの一番身近な
存在はご両親です。
ご両親の影響はかなり大きいはずなので、私も含めてそれを自覚して行動することが必要と考えます。
お子さんが「野球選手になりたい」という夢をお持ちでしたら、その技術的なことは私たちに任せていただければいいのですが、その夢の実現には日々の生活も重要で、それはご両親の影響が大きいです。
井手さんのコーチングによって、娘がどのように変化していったかなど、具体的なことを今後のブログで報告していきます。
あなたも一緒に野球をしませんか!
バッティングスクール カウント23
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