コーチの玉川です。
私が高校野球部の監督となり、
球児とともに過ごした思い出の連載です。
選手達はこの後、本当に楽しそうにプレーしていました。
中盤では何度かランナーも出てチャンスを作りましたが、
後一歩で得点するところで、残念ながら最後は
力負けしてしまいました。
ですが試合終了の挨拶の時には、どちらが勝利したのか
分からないほど私の選手達は、爽やかな顔をしていました。
私達は甲子園までたどり着けないのは百も承知でした。
中京や名電と対戦すれば百回やっても勝てないかもしれません。
ですが、その甲子園に一歩でも一センチでも
本気で近づこうと努力し、最後まで諦めない。
この気持こそが甲子園なのだと私は思います。
負けたチームは勝ったチームに自分達のベンチに置いていた
チームのみんなの思いが詰まっている千羽鶴を渡し、
自分達の思いを託します。
勝ったチームはその思いを胸に次の試合に望んで行きます。
それが幾度も繰り返されて決勝戦が行われ代表高が決まります。
勝利した監督が
「我がチームは一戦一戦で力を付けて来た。」
とコメントします。
しかし実際には1週間ほどで飛躍的に野球が上達するわけがありません。
これは、おそらく勝ったチームは
ひとつひとつ負けて行ったチームの思いを託される事で
成長して行くのではないでしょうか。
夏の大会は、何もあの甲子園で行われる全国大会だけではありません。
その前に日本の各地でそれぞれの戦いがあり、
そこにはそれぞれの甲子園があります。
その何万通りもの思いが託されているのが
あの甲子園での戦いではないでしょうか。
だからこそ選手達の戦いは重く、私達の心に響いて
くるんだと思います。
選手達が流している涙は、おそらく一人分ではなく
それまでに夢破れて行った沢山の高校野球達の涙かもしれまん・・・・
自分が体感した事をだらだらと連載してしまいましたが、
皆さんはどのように感じましたか?
もちろんこれはあくまで私だけの思い込みです。
もっと違った思いも沢山あると思います。
皆さんに取って甲子園はどんなものですか?
そんな事も少し考えながら、昨日から始まった
甲子園大会を見てみてはどうでしょうか。
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