コーチの名和です。
以前行った少年野球教室です。
この時はNagoya23とは関係なく、スポーツ用品販売のヒマラヤさんの主催で、
元中日ドラゴンズの木俣達彦さんと福田功さんのコーチで行われました。

現在のアラフォー世代にはスター選手だった木俣達彦さんです。
私も小学校の頃この木俣さんのファンで、
高校入学まで木俣さんのマサカリ打法を真似していました。
この木俣さんは大変研究家で、プロ野球界でも野球博士と言われるほどです。

そしてもうお一方は元中日ドラゴンズの捕手で福田功さんです。
この方はドラゴンズやベイスターズのコーチを務められ、
ドラゴンズでは2軍監督として2度のリーグ優勝を果たした実績があります。
北京オリンピックの星野ジャパンのスコアラーも務め、
アジア地区の対戦チームのデータ集めをされ、
アジア地区予選突破に貢献しました。
木俣さんと並んで野球の技術指導や知識は素晴らしく、
子供たちに一言二言アドバイスするだけで見違えるように変化します。

マサカリ打法です。
ここらは普通ですね。


木俣さんのバッティング理論は
「ダウンスイングはダメ!レベル(水平)スイングで打て!」です。
インパクトの瞬間の手のひらは上を向き、
レスラーが空手チョップをする時のような向きになるのが基本だそうです。

指導者にボールの握り方を教えています。
監督、コーチなど指導者にツーシーム、フォーシームの違い、
野手と投手の握り方の違いを教えていました。
木俣さんは盗塁を刺す時、
キャッチングした瞬間から送球動作に入るコンマ数秒でボールを握るわけですが、
その時には必ずボールの縫い目に指がかかり、
ピッチャーがストレートを投げる時の握りになっています。
キャッチャーミットのボールを握った瞬間、
ボールの縫い目に必ず指がかかっているということです。
このすごさわかりますか?
プロの技です。

福田さんが捕球姿勢を教えています。
現役時代はキャッチャーでしたが、ベイスターズではヘッドコーチの経験もあり、
守備も華麗なグラブさばきでした。
この時は捕球姿勢で左足に体重をかけて捕球することを教えていました。

こんな練習方法です。
バックを肩にかけ、そのバッグが方から落ちないように
(左肩が下がらないように)捕球する練習で、
子供は戸惑っていましたが、すぐにコツを掴みました。
木俣さんと福田さんのコンビは素晴らしく、
木俣さんが「打つ、投げる」を見せ、
それを福田さんが子供たちにもわかるような言葉で
伝えるというコンビネーションです。
ひとつアドバイスすると見違えるようなフォームになるのは、
さすがプロという感じです。
どこをどうしたらどうなるということがわかっており、
的確なアドバイスなのです。
私もその技術をたくさん盗んでいますので、
スクールの指導に役立てたいと思います。
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