こんにちはコーチの渡邉です。
皆さん練習頑張っていますか?
最近はスクール生でも風邪をひいたという報告をいくつか受けております。
体調管理だけはしっかりして練習頑張りましょう。
さて、今回は勝利につながる50条の走塁編です。
走塁に関する項目は下記の通りです。
スコアを考えて走塁する。
進塁する時先行者に注意する。
打った後必ず1塁へ全力疾走する。
自分の後ろに打球が飛んだ時走者が3塁コーチを必ず見る。
打球が自分の前にある場合、自分で判断する。
2死以前に2塁走者が自分の右側のゴロで飛び出さない。
併殺防止のためのスライディングをする。
無死・1死で3塁走者がタッチアップを怠らない。
次打者が走者の本塁突入時必ず指示を与える。
クロスプレーの際必ずスライディングをする。
塁上で油断してピックオフで刺されない。
以上が走塁に関する項目です。
今回はこの中でも自分の後ろに打球が飛んだ時走者が3塁コーチを必ず見る。
について私の意見を書こうと思います。
注目していただきたいのは「3塁コーチを必ず見る」ということです。
1塁ランナーは、ライト線の打球等自分では確認できない打球が飛んだ時に
2塁でストップするか3塁まで行くかは「3塁コーチャ―」の指示で決めます。
つまり、3塁コーチが全て1塁走者の動きを指示しないといけません。
3塁コーチはランナーの足の速さ、打球の速さ、外野手の捕球体勢、
肩の強さ等を考えて瞬時に判断して、2塁を回らせるかストップさせるかを
指示しなければなりません。
3塁コーチの指示1つで1・2塁か1・3塁への状況か変わってしまいます。
大学・社会人・プロではコーチャーは基本は固定されて同じ人がやっていますが、
少年野球や、選手の数が少ないチームなどは、全ての選手が3塁コーチをして
的確な判断、指示ができなければいけません。
では、どうしたら的確な判断、指示ができるようなるか。
何回も経験を積んで慣れるというのもありますが、
まずは、試合前の相手のキャッチボール、ノックをしっかり見てどの選手が
どの程度の肩の強さか、守備範囲がどの程度か等しっかり見て記憶しておく
必要があります。
試合前から勝負は始まっているのです。
3塁コーチャーは他にも2塁ランナーをストップさせるかホームに返すかという得点に
直接結びつく重要な役目を担っています。
今現在、3塁コーチにただなんとなく行っている選手がいたら、
考え方を変えて、とても重要なポジションを任されていると思って、
正しい判断・指示ができるようにしていきましょう。
3塁コーチの正しい判断ができるかどうかで勝敗が決まっていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。