皆さんこんにちは。
練習頑張っていますか?
今日は渡邉が更新いたします。
今回は正しいフォームで投げる重要性について書こうと思います。
現在多くの子供達は思うがままにただ腕を振ってボールを投げているだけの子が
多いと思います。
そのただ何となく投げているフォームが正しいフォームになっていれば安心なのですが、
たいていの子は癖があって正しいフォームで投げれていない子がほとんどだと思います。
当スクールでもこのまま大きくなって強い力で投げれるようになったら肩・肘を故障する可能性のある
投げ方をしている生徒が少なくありません。
1つ過去に実際にあった選手の例をご紹介します。
W君は小学生の頃は本格的な野球をやっておらず、投げ方は自己流で何も考えずに
とにかく力いっぱい投げていました。
ただ、その頃は体がそこまで大きくなく大きな力も出なかったので怪我に繋がることは
ありませんでした。
そして、その自己流の投げ方のまま中学に進学して、中学から投手を始めました。
W君は中学の頃に急激に身長が伸び、力もついてきて120キロ台のスピードも
出るようになりました。
しかし、いつも通り何も考えず思い切り投げていた時、急に肘が何かに叩かれたような痛みに襲われ
、
重くなって肘が全く上がらなくなり、塁間のキャッチボールも届かなくなってしまいました。
W君は病院に行って精密検査を受けました。
診断結果は肘の疲労骨折で、医者からは手術も考えなければいけないと言われました。
W君は懸命なリハビリと様々な指導者から負担のかからないフォームを教えてもらって、
勉強して自分に合った負担のかからない投げ方を覚えて、なんとか手術もせずに投げれる
ようになりました。
そのW君とは私のことです。
中学時代に肘を痛めて以来、現在も肘を真っすぐ伸ばすと神経を圧迫されているような感覚になり、
曲げ伸ばしするとパキパキと音がなります。
肘を痛めて投げられなかった時はひたすら走りこみとチューブでインナーマッスルの
トレーニングをしていました。
肘が痛くて腕立て伏せなどのトレーニング、バッティングもできませんでした。
野球選手にとって投げれない、打てないほど苦痛なことはありません。
その2つができなければ走ってトレーニングをするしかなく、陸上部と変わらない毎日になります。
脅かしているみたいで申し訳ないのですが、現在肘・肩に違和感、痛みのあるお子様が
いらっしゃったら、すぐ負荷の少ない正しい投げ方に治す必要があります。
怪我をしてからでは遅いのです。
実際に大学の友人でも高校時代は140キロを超えるストレートを投げていたのですが、
投げ方はあまり良い方ではなく大学で肩を痛めて、4年間ほとんど投げれずに野球人生を
終えた選手もいました。
私はスクール中にキャッチボールを行う際は生徒の投げ方を中心に見て、今のままではどこか
痛める可能性が高い生徒には同じことでも何回も言うようにしています。
(もちろんグローブの使い方、足の運び方等も指導しております。)
前回のブログにも書きましたが、
生徒には絶対に後悔の残る野球人生は送ってもらいたくありません。
特に怪我でやりたくてももう野球ができないなんて思いは絶対してもらいたくありません。
ですので、正しい投げ方ができていなかったら生徒には「渡邉コーチまた同じこと言ってるよ」
と思われるくらいしつこく指導して正しいフォームを身につけてもらえるようにしています。
また当スクールでは、プロ野球球団やオリンピックアスリートも使用している
動作解析システムを導入しております
。
そのシステムを使って遠方にお住みでスクールに来られない方でも
携帯電話やスマートフォンを使ってオンラインでフォーム分析ができるサービスを
近日開始する予定です。
もし遠方でお住みの方で肩・肘等に故障があるという方がおられれば、
お力になりたいと思いますで、是非ご利用ください。
今後も当ブログとスクールをよろしくお願い致します。
あなたもいっしょに野球をしませんか。
Nagoya23バッティングスクール Count23
詳しくはこちら
ケータイはこちら