夏休みもいよいよ終盤ですね。
保護者の方は大変だったと思います。
「子供が家にいると学校に行っているときの
3倍は疲れる」
と妻がこぼしています。
お母様方お疲れさまです・・・・・・
さて、
野球には千本ノックという練習メニューを
ご存じの方が多いと思います。
今はそんな練習がされているのかわかりませんが、
現役選手の頃はその練習の意味がわかりませんでした。
高校の夏の大会前に一人ずつ千本ノックを受けました。
監督は
「精(しょう)入れノック」
と呼んでおり、
肉体に戦う魂を入れるというノックです。
200個くらい入るボールケースを
ノッカー3人が代わる代わる打ち、
それを一人の選手が捕るというノックです。
時間にしたら3~4時間くらい。
休憩なしで・・・
5千球くらいになるのでしょうか。
3箱目くらいから意識が遠のき
それ以降は足が勝手に動き、
自分が何をしているのかわからなくなるのですが、
白いボールだけに集中して追いかけていたようです。
強い打球はなく、左右に振られるノックで
とにかく「きつい」
なんてものでなく、
逃げるわけにいきませんので、
「いっそのこと殺してくれ」
と思ったものです。
切腹のつらさは相当なものだと思いますが、
切腹して介錯も無しで放置されるような感じでしょうか。
(不適切な表現でしたら申し訳ございません。)
ここまでのノックが本当に必要かどうかは
今でもわかりません。
スポーツ医学的に考えても相当身体に悪いでしょうね・・・
しかし、
「おれはここまでやったんだ!」
という精神力が付くのは間違いありません。
試合に挑んでも、
「どこのチームにも負けないくらいの
厳しい練習をしてきた」
という自負があり、
それが自信となりピンチでも浮つくことなく、
堂々としていられたというのはあります。
一日で5千球のノックの意味はわかりませんが、
毎日行うことで、無意識に反応して身体が動く
ように、身体が覚えることはあります。
始めて自転車に乗れてから、その後はバランス感覚や
ペダルのこぎ方など無意識で自転車に乗っているように。
毎朝、起きたら洗面台の前で歯磨きをするように
意識しないでも無意識に自然と行動を起こしています。
ノックでもバッティングでもボールが飛んできたときに
無意識に捕球体勢に入ったり、踏み込んで打ちにいったり
できるまで反復練習の必要はあります。
私は今、ピアノを習って練習しているということは
以前、ブログで記事にしたことがあります。
今でもピアノは続けていて、毎日欠かさず、どんなこと
があっても10分でも15分でもピアノを練習するという
習慣になっています。
課題曲を練習するとき、最初は両手で弾けません。
楽譜を見ながら一つの小節を何度も何度も弾いて練習すると
目をつぶってでも弾けるようになってきます。
反復練習の効果です。
私はピアノの目標は
リストが作曲した「ラ・カンパネラ」
のオリジナルを弾くことです。
これは野球に例えたら
社会人野球のノンプロレベルかもしれません。
それを40才から始めた練習で弾けるようになるには
相当な練習が必要です。
キャッチボールが野球の基本と言われるように
ピアノでは「バイエル」が基本(最近変わってきた?)
なので、幼児が練習する楽譜を使って始めました。
キャッチボールと一緒で、ピアノでもまず基本がしっかり
できていないと曲を弾くときに指が動かなかったり
リズムが取れなかったりします。
ピアノの先生からは
「大人の方はポップスなど、曲で練習した方が
退屈しなくて長続きしますよ」
といわれましたが、それを断り
野球の基本にキャッチボールがあるように、
ピアノでもきっちり基本の「バイエル」
練習しました。(バイエルはまだ終わっていません)
バイエルと併行して
「ツェルニー」や
「ハノン」
もやっていますが、
まだまだ練習が必要です。
このように練習をしてきて、
今年の2月に大人のグレードの中級試験を受け
1発合格しました。
11月にも中級のBという試験を受ける予定で、
現在練習中です。
ピアノでも野球でも
一人でも毎日練習を続ける精神力と
反復練習による無意識に身体が反応する
ところまで練習が必要です。
現在はスクールでは、個人練習メニューがあり、
別メニューの練習をしていて、
通常のグループ練習とは内容もレベルも違う
指導をしています。
グループ練習とは違って個人を集中的に指導するので
みるみるうちに上達します。
しかし、それはまだ意識の上での上達で、
ボールが飛んできたときに無意識に反応できるまでには
達していません。
個人練習、グループ練習で教えられたことを
自宅で、チームの練習で反復することにより
無意識レベルまでしっかり身に付けることができます。
グループ練習では約1時間の練習機会になっていて
それだけでもチームの他の選手とは差になってきます。
練習のための練習にならないよう、試合で力を発揮できる
ように、試合を意識した練習を心がけて指導しています。
それに加えて自宅での反復練習も必要です。
自転車に乗るように、
朝、歯磨きをするように
無意識に身体が動く、習慣となるまで続けましょう。
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