指導者が自覚すること | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

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名古屋にあるバッティングスクール「Count23」のブログです。
小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。


現在、甲子園大会が真っ盛りですね。


テレビの前でじっくり見る時間まではないですが、

「熱闘甲子園」を見て涙を流し、

家族に笑われています。



プロ野球でも高校野球でも1球に泣く、

1球に歓喜するという場面が多くあります。



この前、夏の大会前に中京テレビの「スポスタ」

で愛工大名電高校野球部の特集が放映されていました。



3年生のエースがロードワーク中に車にはねられ亡くなり、

その子の思いを遂げるためにチーム一丸となって

甲子園を目指すという内容でした。



悲しい出来事で、倉野監督と会ったときに

私からはその話題に触れることもできませんでした。



結果はご存じのように残念ながら愛工大名電高校野球部は

甲子園出場は果たせませんでしたが、

彼らは亡くなった選手の分まで、

野球を続けてくれるでしょう。



番組の中で、愛工大名電高校野球部は

「全国制覇」

を目標に練習を続けているということでした。



私が1年生の時、

3年生だった工藤さんたちが甲子園に出場し

ベスト4まで進みました。



当時の校名はまだ名古屋電気高校で、

その校名は一躍全国区になりました。



私が入学した頃の愛工大名電高校は

県内では強豪校といわれていても、

全国区ではありませんでしたが、

目標は甲子園出場でなく、

「全国制覇」でした。



練習中のノックの一球、

バッティングの一振りが

勝負に直結するという厳しさ、

意識を徹底的に叩き込まれ、

ボールをはじく、

打ち損なうのプレーがあったとき、

「こら!!そのワンプレーが負けに繋がるんだよ!!」

と怒鳴られました。



盆正月も夏休みもなく、

毎日、学校の授業以外は寝る直前まで野球漬けで生活し、

「全国制覇」を目標にしていました。



このように毎日血のにじむような練習や努力をしても、

たった1球、1つのプレーで負けてしまうのが野球で、

2年半の努力が夢と消えることになります。



それで人生が終わるわけではないのですが、

3年の夏に負けた瞬間

「明日からどうやって生きていけばいいの?」

と17才ながら絶望した記憶があります。



私たちの場合は1球で試合が決まったわけではないですが、


昨日の甲子園で開成高校 対 仙台育英高校の

試合をご覧になりましたか?



良くも悪くもまさに1球で、ワンプレーで

試合が決まりましたね。


開成高校のセンターの選手は一生

あのプレーが忘れられないでしょうね。


野球にエラーはつきものですが、

開成高校は2年半の努力の結果が1球で決まってしまいました。

その1球に悔やんでも、もうどうしようもありません。

エラーをした選手が何かを怠っていたわけではないと思いますが、

技術的なもの精神的なものの何かが影響したのでしょうね。



そのような結果にならないように、

日頃から一球の重さ、

ワンプレーの重要性を指導者が意識させて

練習することが必要です。



逆に、仙台育英の最終回のセンターのスーパープレーは

すごかったですね。

2年半の努力の結果といえるプレーでした。

「絶対に勝つぞ」

という気迫が伝わってくるプレーでした。



私は合宿中に

選手が腰を引いてエラーをする、

ボールを怖がって顔を背けて後逸する、

適当に投げて暴投にするなど、

その都度プレーを止め

「おまえその1球で負けるのだぞ」

「みんなで一生懸命練習してきても、

おまえがボールを怖がって後ろにそらしたせいで、

それですべて終わってしまうんだぞ」

と言い続けてきました。



エラーをしたことを責めるのではなく、

本気でプレーしているかという意味で、

言い続けました。



小学生にこのようなプレッシャーというか、

責任を感じさせるのは早いのかもしれませんが、

チーム競技は一人のプレーが全員の結果になる

という自覚は必要なので、

それを指導者は教えていく必要があると思います。



そのような自覚が生まれれば、

腰を引いたり顔を背けた適当な

プレーは少なくなるはずです。



私の選手時代はエラーや気のないプレーには

監督だけでなく、同級生からも

「おまえのそのプレーで夏が終わるんだぞ!!」

と罵声を浴びました。

チーム全体が自他共に妥協を許さず、

厳しくする意識になれば、

「勝つ」

という執念が高まり、

強いチームになっていくはずです。


また、このような

「俺たちは勝つんだ」

という意識は、

野球から離れて私生活でも

強い気持ちで生きていけます。



勝ち癖、負け癖という言葉がありますが、

勝つ経験をするだけでなく、

日頃から

「勝つんだ」

という意識をどれだけ高められるかが

成長の鍵になると思います。




地を這う強襲ゴロなどに

腰を引くプレーがあると監督に言われました。


「痛いのがいいか?、負けるのがいいか?」

「痛いのは一瞬、負けるのは一生の後悔になるんだよ!!」

「思い切って突っ込んでこい!!」

「前に出ろ!!」


この怒声が今でも頭にこびりついています。

私は今でも

「おれは勝つんだ」

「負けるわけがない」

という意識で人生を生きています。



指導者は怒る、怒鳴るだけでなく


選手たちの意識を高めるような


指導をしてもらいたいと思います。


(私も含めて)



あなたも一緒に野球をしませんか?

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