慰安婦問題を心理分析してみると。。 | 悩みが悩みじゃなくなる、心理学の授業

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『幸せな心を作る臨床心理士』 村松奈美です。
自分の心・相手の心がみるみる分かって、生きる勇気がわいてくる心理学の授業です✨

28日に、慰安婦問題について日韓が合意しましたねビックリマーク


安倍総理は、
「心からの反省とおわび」を伝え、
元慰安婦の方に10億円の賠償金を出すそうです。


そして、これが「最終的かつ不可逆な解決」、

つまり、もうこの件は終わり!
もう蒸し返さない!
という約束もしたそうで、

これでついに解決か!?



と思ってたら、
実はこの慰安婦問題、こんな流れがあったのです。

以下は、韓国の大統領が、かつて慰安婦問題で日本と約束したこと。



その① 朴正熙:「完全かつ最終的な解決」

その② 金泳三:「慰安婦の賠償は求めない」

その③ 金大中:「日本は謝罪した。私が謝罪を受けた」

その④ 盧武鉉:「任期中に過去史の話はしない」

その⑤ 李明博:「日本に謝罪は求めない」

その⑥(←今ココ) 朴槿恵:「最終的な解決」


(ちなみに、①の大統領は⑥の朴槿恵氏のお父様 笑)


つまり、「もうこれで、蒸し返さない」という約束を、
過去に5回も繰り返していたのですビックリマーク


ってコトは、


今後も、また繰り返すんじゃないの?

と、つい思ってしまいますあせる



現に、たまたま今日、韓国の方と慰安婦問題で話をしていたら、

「今回の結論に満足してない韓国人も多い」

とのことガーン



「じゃあ、一体何をどうしたら、許す気になれるんですかね~はてなマーク

とつい聞いちゃいましたが。。



・・・きっと何度あやまっても、
いくら支払っても、
それじゃ気持ちの切りかえは出来ないんだと思います。


例えるなら、ある女性が、旦那に浮気されて、

何度あやまられても、
償いにブランド物のバッグを買ってもらっても、
気持ちが完全には晴れないのと一緒なんです。

(日本政府がどの程度、加害者と考えられるかは議論が分かれているので、ここでは「仮に日本側が加害者だとしたら」ってコトで浮気に例えてみたら、の話ですが)


ですから、いくら謝っても、お金を払っても
それは解決にならない。
(最初の謝罪だけはすべきでしたが、2回目以降は不必要だったのです。)

あとは、「ひどい事をされた」と思っている側が、
自分の気持ちを整理していくしかないのです。



だから、相手に「この気持ちをどうにかしろ」と求めてもムダ。
自分自身の心の持ちようの問題なのだから。


その気持ちの整理が進まない限りは、
きっと慰安婦問題は、いつまで経っても収まりはつかないビックリマーク


ですから、日本が何度あやまっても、
賠償金を払い続けても、そんなのムダなんですね・・・ガーン