「1年付き合うごとに、回復に1ヶ月かかる」法則 | 悩みが悩みじゃなくなる、心理学の授業

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『幸せな心を作る臨床心理士』 村松奈美です。
自分の心・相手の心がみるみる分かって、生きる勇気がわいてくる心理学の授業です✨


パートナーを失う時、
「一緒にいた1年につき、回復に1ヶ月かかる」
という法則をご存じですかはてなマーク

破局、離婚、パートナーの死・・・。
どんな形で別れたとしても、たとえ仲が悪かったとしても、
パートナーを失うことは、心へのダメージなのですハートブレイク

例えば、10年間一緒にいたパートナーだったなら、
心が回復するのに、10か月かかるという事になります。
(一緒にいたのが1年未満の場合、
もし3か月の付き合いだとすると、1週間になります。)

ただし、この期間には、個人差もあります。
別れを予期していた場合は、心の準備も少し出来ているので、期間が短くなったり、
別れの理由がきちんと分かっていたり、サヨナラを言えた場合は、
消化が早くなったりします。

でも、回復するのにある程度の時間がかかることは事実。。

それまでは、ユウウツになったり、泣いたり、孤独感に包まれたり・・・。
気持ちが落ちるのは、仕方ない事なのですしょぼん

むしろ、パートナーを失った事実をしっかり受け止めて、
いつか前向きに歩き出すために、必要な準備期間と言えますキラキラ

この時に、しっかり落ち込んで消化しておかないと、
むしろ後の人生でずるずると引きずる可能性があるのです汗

それなのに、パートナーを失って落ち込んでしまうと、
「こんな風にいつまでもクヨクヨして、情けない」と自分を責めてしまい、
余計落ち込むんですよねガーン

友達からも、「早く気持ちを切り替えたら」
なんて言われたり叫び

でも、無理に元気になろうとする必要なんて、ないんですよ!!

これは本当に繰り返しお伝えしたいことですが、
悲しみ、ゆううつ、後悔など、
マイナスの感情も、全て生きる上で大事な役割を果たしているのです。


この「1年につき1ヶ月」の法則を教えてあげると、
パートナーを失って落ち込んでいるクライアントに
「とても楽になりました」と言われますキラキラ

皆さんも、もし友人がパートナーを失って落ち込んでいたら、
「1年につき、1ヶ月はかかるんだから、ゆっくりでいいんだよ」
って言ってあげて下さいね合格


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